物書きのリハビリ

文章の練習と備忘録

【保存版】ポルノグラフィティのインディーズ音源

 

 

 

 

 

2019年の9/8でデビュー20年を迎え、10年ぶりの東京ドーム公演を成功させたポルノグラフィティ

近年はデビュー前後話に焦点を当てられることも僅かながらあるものの、詳細はなかなか触れられないインディーズ時代。

2016年3月にあったファンクラブイベントで、インディーズ時代verの『ヒトリノ夜』が披露され、そのMCで本人たちは当時の音源を持っていないとのことだから、再音源化は難しいと思われる(その『ヒトリノ夜』さえ、YouTubeに転がっている音源を元に音取り、いわゆる耳コピをして再現したそうだ)。

 

 

FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016 [DVD]

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ということで、アップされては削除され、再アップ、を繰り返すインディーズ時代の音源を、2016/10/22現在視聴できる範囲でまとめておこうと思います。

 

※2021/7/4 

当然ながら削除される動画多しですが、まとまった動画があったので追記。

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ヒトリノ夜

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先述のライブで参考にされたと思われるインディーズ時代のヒトリノ夜

振られたと思われる主人公がやけに後ろ向きで暗い…。

メロディはほとんどスタジオ版と同じだけど、ギターソロ前のユニゾンがなかったり、歌詞が違ったりと細かな違いはある。

Aメロは低く作られたが、当時の昭仁さんの音域的に難しいこともあり現在のメロに書き直されたとは、FCUW5からのMC。

 

ちなみに、「インディーズ」とはいうものの、この曲の作曲は今でこそ、いきものがかりのプロデューサーとしても有名な本間(ak.homma)さんであり、この時期は「メジャーデビュー準備期間」とも呼ばれているらしい(要出典)

その時期に作られた曲の多くが、1stアルバムの『ロマンチスト・エゴイスト』収録曲であることは、ファンの間では有名。

 

2020年に入ってインディーズ時代の映像が次々とアップされる事態が起きているが、オフィシャルにリリースされたライブDVDに3人時代のアポロ、ヒトリノ夜が収録されていないことを考えると、インディーズ時代のこの映像は貴重と言える。

違法性を問われれば閉口する他ないが。

 

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ロマンチスト・エゴイスト

ロマンチスト・エゴイスト

 

 

 

 

Jazz up

 

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ロマエゴのオープニングナンバーであるJazz Upも、基本的なメロディが変わらないけど、歌詞が異なる。

 

 

ジレンマ

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ライブ最後に演奏される、定番曲『ジレンマ』。

メンバー曰く、「2番目に作った曲(1曲は秘密)」(出典:ワイラノクロニクル)、と思っていたけど、FCUW5では「最初にできた曲なんだよね〜」とも語られていた。

 

ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION

ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION

 

 

スタジオ版と構成は同じだけど、歌詞はもちろん違うし、なんだがもっさりしている。

お馴染みのジレンマはもっとスタッカート感あるよね、ドラマーが違うとこうも変わるのか、アレンジがそうするのか。

 

※2019年に開催されていたポルノ展でインディーズ時代のサボテン、ジレンマの映像が公開されていたが、それを観る限りデビュー後のジレンマとキーやテンポは同じだった。

この映像(音源)が半音下げなのは、当時はテープだから劣化している?からだと思われる。 

 

 

デッサン

 

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1stアルバムにも収録され、4thアルバムまでシリーズが作られた曲。

デビュー後よりも半音キーが低いほか、歌詞も一部異なる。

何よりサビの「セロリが嫌いなことだけ」、

Cメロの「僕と君との幸せを考える それは僕自身を切り刻むことなんだ」

という衝撃的な歌詞が一部ファンの間では有名。

 

上記を含む歌詞は当初昭仁さんが書いていて、どんなフラれ方をしたんだと晴一さんをして「人でなし」と言わせしめた曲。

 

余談だがこの頃のポルノ、特に昭仁さんって、清志郎さんとかイエモン(吉井ロビン時代)の影響あるようにも感じる。

ビジュアルに関してはつんく♂感。

  

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ロマンチスト・エゴイスト

 

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1stアルバムのタイトルにもなっているこの曲。

インディーズ時代verは初めて観た。

けど、作曲者はメンバーではないので恐らく「準備期間」に作られたのではないか。

ちなみに、スタジオ版より半音高い。

このライブのキーボード、誰なんだろう。

 

PRIME 

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ミュージック・アワーカップリングに収録されている楽曲。

ライブ音源と思われるが、イントロがよりジャジーになっている以外はほぼデビュー後と同じであること、他のインディーズ曲と比較すると完成度の高い曲であること考えると、デビュー準備期間に制作されたのだろうか。

 

ワイラノクロニクルでもTamaが語っていたけれど、デッサンはじめ(当時の)昭仁さんの喉に負担の大きそうな音域の広い曲だなあと感じる。 

 

Tokio Graffitti

 

 

 

後のリビドー。

「Crazy about you」→「Tokio Graffitti」→『リビドー』と変遷を経ている。

デビュー準備期間というだけあって、他の映像に比べるとビジュアル(特に衣装、髪型)が安定している・・・。

チラッとうつるキーボードはジャッキー池田氏だろうか。 

 

 

Don't Bite My Legs ~ Jazz Up ~ LION ~ メランコリックグライダー ~小さな鉢のサボテン ~ ロマンチスト・エゴイスト

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ここからはデビュー後、音源化されていない曲、あまり触れられていない曲を挙げていこうと思います。

 

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メンバーのキャラ設定がブレブレなこの時期。初々しい。

しかしオーディションの模様の晴一さんはなぜこの髪型にしたのか。田舎から上京した坊主感バリバリ。テレビ収録に気合入れて失敗してしまったのか。

 

それは置いといて、まず演奏力が高い。

歌のうまさは言わずもがな(「遅かれ早かれでてくる」と評される)、4人だけなのに音圧がある、リズム隊は安定している。晴一さんはこの頃からアヒル口

 

メジャーデビューした3人はもとより、このドラマー楽しそうに演奏しているし、好きだけどなー。諸事情はわからないけれど、デビューまでは在籍しなかった。

 

Jazz Upは先ほどと同じライブ内容なので割愛。

 

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LIONも、メジャーデビュー後は「ライオン」として収録されている。

以前も書いたように、LED ZEPPELINライクなハードロック路線のスタジオ版に比べ、インディーズ版はカッティングが映える。

 

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メランコリックグライダーはインディーズ時代の曲の中でも、個人的に特に好きな曲です。

 

 

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ベースソロがあり、キーボードが映え、ギターはワウワウ。

ある意味、最もポルノっぽくない曲。

こればかりはどうにか、歌詞も聞き取れるかたちで再音源化されること願ってしまう。

 

 

サボテン99

サボテンは複数バージョンがあることは有名ですね。

※ただしこの名称(サボテン99)としての楽曲は正式には存在しないという話も聞く

サボテン、サボテンsonority、小さな鉢のサボテン、サボテン'99、ベースのTamaがソロライブで披露したというクリスマスバージョンも含めると少なくとも、5種類はある。

この映像に収められているのはスタジオ版と比べ軽やかで、爽やかなサウンドだけど、サボテン'99はゴリゴリしている。

 

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小さな鉢のサボテン

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1つめはデビューまもなくに持ったラジオ番組での弾き語りver. でしょうか。

歌詞は先のサボテン99にも、デビュー後のサボテンにも通じるものがある。

 

ちなみに、サボテンに関するエピソードは関西地域のみの放送だったと思われる、この番組で言及されています。

Tamaに関しても触れる、珍しいシーン。

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winter's man

 

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ポルノはアゲハ蝶、サウダージはじめラテン調の楽曲が強みと言われることは少なくない。この曲はその傾向が垣間見える。

歌詞も聞き取れるし、なんならコピバンでやろう!となっても音取りができるくらいには音質も良い貴重な音源(削除済み)。

 

インディーズ時代の作曲は全てと言っていいほどTamaが担当していたとのこと。

話から察するにお金もなく、現代のようにYouTubeで世界の曲に気軽にアクセスできたわけでもないこの時期に、これだけバリエーションに富む作曲ができるTamaはやっぱりすごい。

 

 

 

M・O・O・D

 

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これはメンバーの特徴がすごくでている曲だと思う。

メジャー後の楽曲なら「見つめている」に通じるねちっこいボーカル。

女性目線のスリリングな歌詞。

それを仕立て上げるようなドラマチックな曲構成。

なぜデビュー時に採用しなかったのか不思議なくらい、完成度の高いこの曲。

薄々感じているかもしれないけど、インディーズ時代は4人の音しかないだけあって、ギターがギターっぽい、言うなれば今以上にバンドサウンドであるとも言えるね。

アウトロはライトハンド奏法でしょうか。こういう、晴一さんのルーツロックな部分が楽しめるのも、インディーズ楽曲の特徴。

 

 

※2020/1/17 追加

M・O・O・Dのライブ動画を発掘。

冒頭のMCで「最初に作った曲」と紹介している。

デビュー以降、頑なに最初の1曲めは「秘密」とされてきたり、時期やインタビューによってはジレンマが1曲めとされていたり。

思惑は本人たちのみぞ知る、だが、インディーズ初期からジットリ・粘っこい、捉えようによっては 瞳の奥をのぞかせて だったり カメレオン・レンズ にも繋がる女性目線の大人の恋愛歌詞、あるいはサウダージの「男の中にもある女々しい部分」的な女性歌詞の土台があったんだな、と。

 

 

 

 

Busy

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制作時期などの詳細は見たことがないけれど、音源・映像が鮮明な曲。

このライブ自体は映像化されているようで、他にも

POW、LION、ジレンマ、ランドール、Naked Child、Games Peopla Play(カバー)等が披露されていた。 

 

ランドール

 

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先述の『LION』と『ランドール』は、同じくインディーズバンドとの対バン企画で販売されていたことから、比較的、有名な曲かも。

 

 

 

 

 

Tama楽曲の本髄はバラードと言われるくらい、泣かせる曲が多い。

ここから、暗い曲を紹介していく…。

 

 

 

 

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メロディが美しく、シンプルなバンドサウンドではあるけど、なにぶん歌詞が悲しいしそれを歌い上げる明仁さんの歌もうますぎるので、あまり聴けない曲。

インディーズ時代のバラードは、優しくもどこか悲しく、胸を抉られるような曲が多い。

 

 

 

Cry on the river

 

 

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Tama作曲が中心な中、作詞作曲が晴一さんと言われるこの曲。

これもまた特徴が出ていて、『カルマの坂』のような小説感、映像化して欲しい感。

インディーズ時代に関する情報が少ないために、どんな状況で楽曲制作していたのかと想像に頼る。考えれば考えるほど、テーマを考え過ぎてしまう、そんな曲。

 

上記は2020年にアップされた映像だが、ストリングスがいる・・・。

他の映像から察するに、1997年頃と思われるが、この頃は既にメジャー契約をしている「準備期間」だからこそのアレンジだろうか。

まさかデビュー前のバンドとは思えないアレンジ、東京ドームでのNAOTOストリングスがあっただけにポルノ=ストリングスアレンジは切っても切れない縁のように感じる。 

 

 

左に下る坂道

 

 

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一転して爽やかポップス。

こういう曲もいいよね。歌詞の雰囲気的に、『Aokage』のような、因島の頃を書きました、みたいな。(「あの伝言板に残した伝言 確かめにゆく」という歌詞、もはや今の若者に伝わるのだろうか………)

クリーンサウンドで軽やかさを演出しておきながら、ソロはゴリっと、でも泣きメロのポイントを押さえている、というような構成がインディーズ時代の特徴のひとつだと思います。プロデューサーもいたわけではないだろうに、よくこんなうまく作り込めるな。

 

 

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Naked Child

 

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ある意味、タイトルがポルノな曲。

なかなかテープは劣化する性質があって、歌詞がほとんど聞き取れず…。

メジャーデビュー後の違いは色々あるけれど、ことギターに関してはカッティングが多いよね、インディーズ時代は。

 

 

パラシュート

 

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一部では「それだけじゃない」という曲名でも出回っているが、「パラシュート」が正式名称らしい。(歌詞も確認する限り、パラシュート、Fly again というワードが含まれるあたり、そのほうが確からしい)

以前はこの曲のフルバージョン(同ライブ内容)もアップされていた。

インディーズ時代はレスポールを使っていたとしても歪み、ハードなリフよりカッティングが多い印象があり、この曲もその例に漏れない。

使用しているレスポールはよく見えないが、"別冊俺”に基づけば東京進出の意気込みにかけて購入したモデルなので、97-99年頃だろうか。

 

GATE

 

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ハードロック + ファンクの融合といえば、バンド名の由来にもなっているEXTREME。

インディーズ時代は、このバンドを意識していたと思われる曲はいくつもある。『GATE』もそのひとつ。

やっぱTamaのベース好きだな〜。

ライブが活動の中心となると、お客も参加できる曲が必要になってくるからか、掛け合い/コールアンドレスポンスが多く取り入れられているのも、気になる点。

でもこれなんて言ってるんだろう…。Take it?

 

 

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POW...  (...POW)

 

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最後は、ライブ会場で手売りしていたとされるカセットから、「POW... (...POW)」

ベース上手いな〜カッティングがファンキーだな〜

ってこれラリーグラハムのPOWじゃね?!

 

 

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そんな具合に、洋楽からインスパイアされていたり、何をどう感じてか、Games People Playをカバーしていたりしたインディーズ時代。

 

 

 

 

今は今の良さがあるし、演奏力ももちろん今の方が高い。

本人たちが公言しない以上、「非公式」な音源をこっそり聴いてルーツに思いを馳せるのもいいな〜と。私が高校生の時にはもっと音源が転がっていましたが、7年も経つとさすがに削除されていました。

 

 

 

そんなポルノグラフィティも20年以上に渡る活動を続け、稀代のソングライターだったTama在籍期間を上回った。

そのTamaも、休止(※表立った活動発表のない期間)を経て、本名:白玉雅己 名義でTwitterを開始。

さらにはサポートミュージシャンとして共にステージに立った ただすけさん(Key)、ポンプさん(Dr)と表舞台にも復帰。

ポルノグラフィティへの合流はさておき、各メンバーの活動が注目される。

 

時の流れは早い、そしてポルノも息の長いバンドなんだと感じる今日はワールド☆サタデーグラフティ

 

 

YouTubeでは削除されているいくつかの楽曲、ニコニコ動画ではまだ視聴できることを確認

小さな鉢のサボテン〜Cry on the river〜 M・O・O・D〜Don't Bite My Legs〜ジレンマ〜デッサン〜Gate〜左に下る坂道〜Winter's man

www.nicovideo.jp

 

ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION

ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION

 

 

 

 

【2016/10/23 追記】

インディーズ時代の曲の歌詞がまとめられているサイトを発掘しました。

耳コピと思われ、一部日本語的に”??”な箇所はありますが、音源(カセット)自体が所在不明な現在、貴重な資料です。

ポルノグラフィティ インディーズ曲 歌詞を読む

 

 

【2018年2月3日追記】

こうして聴くと、サボテンはどのバージョンでも演奏でも、良い曲ですね。

ツアー中ですが、しまなみテレビ、待ち遠しい。

www.youtube.com

今月の郷土菓子

今月も世界の郷土菓子を食べてきました。

 

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場所は渋谷と原宿の中間。

どちらの駅から歩いても、徒歩10分くらい。

 

レギュラーメニューと、月替わりで3種ずつメニューがあります。

今月はウクライナグルジアベトナムのお菓子。

 

 

 

 

今日挑戦したのは、グルジアの チュルチヘラ、ベトナムバインザーロン、アゼルバイジャンのシュチェルブラ。

 

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今回はちょっと人が多めでした。

オープンして4ヶ月目となると、街に馴染んでくる頃でしょうか。

 

お店にはいつも、このFBアカウント主かつ店長(郷土菓子研究社 代表)である林さん。

オーダーしてお菓子を運んできてもらったとき、「前に会ったことありますよね?」って覚えていてくれたの、嬉しかった。前回の来店からちょっと間が経ってしまったのに。

いつもお店を出るときに店先までお見送りしてくれる、優しい方です。

 

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ういろうのようなバインザーロン。

ハーブが使われているだけあって、今回のメニューの中では最も異国感があったかも。

何か以前にも食べたこともあるような懐かしさもあった。

弾力の強いもちもちな食感は好きだったけど、フォークでなかなか切れないので、食べるときは要注意。

 

グルジアのチュルチヘラ。

ぶどうジュースでコーティングされたクルミ。

クルミのかたさとコーティングされたジュースの柔らかさがちょうど良い。

5切れになっているので、他のお菓子を食べてながら帰ってこれるし、気に入って何回も食べるにも量が多すぎず。今回の印象に残っているお菓子です。

 

アゼルバイジャンのシェチェルブラ。

学生時代に行きたかったアゼルバイジャン。東欧諸国ってロマンがあるよね。気軽に行ける距離や旅費じゃないけども。

これもクルミが入ったパイ菓子で、チュルチヘラとは違い、砕かれたもの。

またアゼルバイジャンに行きたくなった。

 

こういう世界の食べ物を食べているときは、その国のことを妄想する。

この国の人は、いつもこんなお菓子を食べてるのかなとか。

日本にも和菓子がありますけどね。

なかなか国外に出て食べに行く時間がなくても、こういうお店があると、旅行した気分になれるのは貴重です。

 

まだ食べていないレギュラーメニューがあるし、来月のお菓子も楽しみなのでまた行きたい。

 

THE PASTRY COLLECTION 日本人が知らない世界の郷土菓子をめぐる旅

THE PASTRY COLLECTION 日本人が知らない世界の郷土菓子をめぐる旅

 

 

中途半端に残業規制されても困るという話

某社で過労死された方のニュースが周りでも話題になっています。

私も、web業界の端くれとして生きているので、わかるなあと知った気になったり、友人からは実際どうなの?みたいな。

 

某社の体質とか、105時間という労働時間について、とかは先輩社会人ブロガーやらツイタラーの方々が各方面で拡散しているので譲るとして、この煽りを受けて「中途半端に残業規制されても困るよなあ」というのが、私の正直な感想だったりします。

 

実際、ネット関係のお仕事はやることが多い。

人手不足だ、という意見は色々な人が指摘しているけど、それもそうだしさらにざっくりといってしまうと、

1) PCスキルに左右される

2) どこでも仕事ができてしまう

みたいなところがあります。

 

1のPCスキル、イマドキの大学生はPCでレポートや論文作成をするとはいえ、入社するまでExcelを開いたこともなかった、という人は多い。私もそうだった。

プレゼン講義のおかげで割と使用頻度の高いpower pointも、作り方・使い方はわかるけどちゃんと機能使いこなせてる?(体裁よくまとめられる?)という観点になると、そうでもなかったり。

PCが得意な人って、あっという間に飲み込んで使うこなせるようになるけど、苦手な人はなかなか進まない。ショートカットキー使いこなせない、とか。

ただでさえ、やる量が多くて人が足りないうえ、PCスキルが低いと先輩的には「これだけの量なのに?」の認識に対し、新人としては納期に間に合わなかったり、結果、残業することになったり。

 

2について、PCを使う仕事ということは、ある意味、PCがあればどこでもできてしまう。

私も休みの日とはいえ、メール来てるかな?ちゃんと運用できてるかな?ちょっと月曜日に向けて準備しておこうかな…、といった具合に不意に仕事モードになってしまう時がある。

ニュースになっていた方は会社から帰れない・休日出勤ということだったけれど、計測されていない時間、つまり自宅で作業している時間も含めたら、かなりの時間、労働していたのではなかろうか。在宅ワークといえば響きはいいけど、その在宅労働時間をどうカウントする?報告する?となると、ある種、サービス残業な扱いになっても致し方なく。

 

1,2を踏まえて、「中途半端に残業規制されると困る」のは、仮に「9時5時を守って帰ってくれ!」となっても、人が足りない現状なのだから、終わるはずがなく。

残業代が支払われる会社なら、それをいいことにカットされるんじゃ?とか。

世間体として、また社員の体力・精神衛生的に労働時間を減らすことは重要なんだと思いつつ、じゃあなんで残業が常態化してるのよ、給料あげれば士気が高まるの?人を増やせば楽になるの?タスク配分?というところを突き詰めないと、某社に限らず過労問題は解決しないんだろうな、と思いました。

 

ご冥福をお祈りします。

 

「スマホ向け」になっている動画広告

我が敬愛するROLLYが、面白いPR動画に出演していた。

 

prtimes.jp

 

画面いっぱいに映し出されるROLLY、個人的には好きだけど企業PRにはクセが強いんじゃないのw

とつっこみながらもやっぱかっこいいね〜。

vimeo.com

 

 

今回は動画広告って「スマホ向け」が中心になってきてるよな〜って話です。できるだけ脱線しないで書きたい。

 

 

結構前の記事に、ユニークな動画について触れたものがあります。

kentktk7716.hatenablog.com

 

lyrical schoolというグループのPV、これなんか初めて見た時本当に電話がかかってきたと思った。

vimeo.com

 

iPhoneユーザーじゃなかったら???なところはあるかもしれないけどね。

YouTubeにしても、それ以外の動画サイトにしても、こんな画面いっぱいに動画再生枠は費やさないし、するとしても横向きにする必要がある(最近は縦動画が増えてきたらしいけど)。

 

www.youtube.com

 

360度動画なんか特に顕著で、もちろんPCでも観られるけど、マウスで操作しないといけない。

一方、スマホなら本体の向きを変えることで、動画内の主観視点も連動し見える景色が変わる。

 

ネットを使っている時間の7割はスマホ、とか、今の大学生はPCの使い方がわからない・レポートもフリック入力、とか言われているように、そこまでスマホ利用者が増えてくれば、広告のアプローチの仕方も変わってくる。

 

動画に限らず、Web記事を読んでると邪魔くさい広告が追いかけてきたり、アプリにしてもスマホの特性を活かしたものが増えてきたり(ポケモンGOのARがそれですね)。

 

制作自体はPCが必要、というか便利だし楽だろうから、まだまだPCがなくなることはないんだろうけど。ただの動画ではなくて、手を変え品を変え、スマホでどんな新しい広告をするか?という方向に進むのは当然の流れになっている。

 

なんてことを、広告事例を紹介しているサイトを見ていると思います。

adgang.jp

 

課題としては、動画は通信料が増えるから、外でまるまる動画を見切ってくれる人は多くないだろうし、そもそもそんな時間を確保してくれないんじゃないかと思います。

 

digiday.jp

 

YouTubeにしても無料アプリに差し込まれる動画広告にしても、スキップできるまでの5秒すら長いし面倒に感じますね。ましてスキップできないものが出てきた時の厄介さときたら。

 

わざわざ手の込んだ動画を作ったところで、何人が視聴完了するのか。

今書いている、まさにこの記事でも、紹介した動画をちゃんと観てくれた方の方が少なくてもおかしくはないですからね、ましてリンク先の記事やこの文章さえも。

 

私は動画広告を観るのは好きなので、デパートや商品のコピーをまとめた本が出版されているように、動画広告をまとめたサイトやDVDなんか出たら良いのに、と思ったりします。権利の関係で難しいでしょうが。

 

結局販売中止になったGoogleグラスも、使用中に広告が出るんじゃないか?と言われていたし、最近盛り上がっているVR、そしてロボットすらも広告利用される可能性があるとよく噂されています。それこそポケモンGoは徹底的に広告を表示しないことで賛賞されているけど、そもそもスタート時にGoogle連携する時点で何かしらの情報と紐づいていることは明らかですしね。

 

とにもかくにも、これからどんなスマホ連動した広告が制作されるのか楽しみです。

 

余談ですが、Google Analyticsによると、当ブログの訪問者の方の7割はスマホ利用者のようです。

今回の記事を経て、ROLLYの動画に興味を持ってくれるようにと再掲。

LIXILの回し者ではないです。

vimeo.com

 

 

まっ、この動画はあくまでPRであって、LIXIL及びWeb担当者が来て欲しいのは本題であるこっちのキャンペーンサイトなんだろうけどね!

sagase.lixil.co.jp

写真で振り返る夏休み②: 大半が食事

静岡:

以下、2記事で書いた通り。

今回の発見は、静岡は子供の頃は気付かなかったお店がたくさんあるということ。

東京にいると、テレビでもネット記事でもSNSでも否応なく情報が入ってくるので、ある意味、どこに行く行かないを選択する訳ですが、地元とはいえ離れていると探さないことにはどこにどんなお店があるかわからないのです。

静岡の夕方のローカル情報番組は面白くてだらだら観てしまいますが、静岡で暮らしていたらそういうところから情報を仕入れていたのかも。

kentktk7716.hatenablog.com

 

kentktk7716.hatenablog.com

 

 

三重:

今回訪れたのは、四日市と伊勢。

台風が直撃したときでした。

とりあえず四日市に着き、まずは腹ごしらえと選んだイタリアン。

 

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tabelog.com

 

ホテルのすぐ近くにあったということもあり。

男性2人、女性1人で経営されていました。

 

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ところで、四日市、社会や日本史あたりで触れられた公害にまつわる博物館があるとは聞いていたけど、特段、なにが有名かわからなかった。

友人がこのお店のマスターにオススメの観光スポットを尋ねてみると、

 

「いや〜…難しいですね…」

 

かなり困らせてしまった。

せっかくなので松阪牛の美味しいお店を教えてもらったけど、1食で¥15,000はくだらなかった。かなり頑張ったときのご褒美だろう…。

 

女性店員の方には、ナガシマスパーランドを勧められた。雨の中はいるプールも乙ですよ、って。水着持ってきてないし、台風直下ですよ…

 

というわけで、散々困らせた挙句、もともと決めていたアクアイグニスに行くことにしました。

 

 

辻口シェフによる、コンフィチュールアッシュがお目当て。

www.h-tsujiguchi.jp

 

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辻口シェフのスイーツは味はもちろん、見た目でも楽しませてくれるので好きです。

この写真だけでも。

 

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もともとあった温泉施設を改装するかたちで再建設されたスポットらしく、入浴帰りらしき人もいれば、スイーツ目当ての人も。

 

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本来ならこのあと夕食の写真も載せたいところだけど、友人たっての希望でサイゼリヤに行ってしまった。

この前、散々東京で食べ歩き、飲み歩きしたあとに締めで訪れたサイゼリヤがいちばん安上がりだった、という変な結論を出してしまったばっかりに。

まあワインが¥100なのは良いけども。ちょっと悪酔いするよね。

 

 

2日めは、台風が勢力を増し、視界が悪い中、伊勢神宮ちかくで松阪牛にありついた。

 

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www.isshobin.com

 

良いお肉って文字どおりとろけるんだなー。

一枚一枚丁寧に焼いて味わっていたら、これだけの量でもお腹いっぱいになっていた。よく噛むのは大事ということですな。

 

雨があまりにひどいので、伊勢神宮探索もほどほどに、松阪牛を食べたという記憶を残し、帰路につきましたとさ。

 

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誰もいなかった伊勢神宮

 

 

 

金沢:

妹が暮らしているだけあって、今回で3回めになるだろうか。

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兼六園ちかくで買った、串刺しぬれ煎餅。ぱっと見は焼き鳥チック、でもちゃんとぬれ煎餅です。

 

そしてまた辻口シェフ。

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le-musee-de-h.jp

 

金沢駅に行ったことがあればわかりますが、辻口シェフのポスターにお出迎えされます。写真を見れば、見覚えのある人は多いんじゃないかな。

 

街中も、ラッピングバス、店頭ポスターなどなど、街のアイコンとなっております、辻口さん。

今回は県立美術館内にあるカフェ、ル ミュゼ ドゥ アッシュへ。

こう書くと遠出しないと辻口シェフのスイーツは遠征しないと食べられない印象を与えてしまいますが、東京は自由が丘にもあります。モンサンクレールが。

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www.ms-clair.co.jp

 

 

 そしていかにも私の好きそうな居酒屋。

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レトロを売りにしているだけあって、BGM、メニュー、置物すべてが昭和っぽい。

具体的に昭和何年、とはぱっと出てこないが、「レトロな昭和感」でイメージしたその情景がここにあります。アトムのポスターとか。

焼き鳥は¥50〜、ビールも¥290と安い。

ガラナとか、いまどこで流通してるんだっていうような清涼飲料水まで揃えている。

 

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東京にもないのかなー。

 

tabelog.com

 

 

 

この夏休み、地元の静岡を含めると三重、石川と3県を訪れました。

写真を撮ったので振り返る訳ですが、大半が食べ物でした。

それでもなぜか体重は増えるどころか、安定もしくは減少しています、自慢とかではなくて。

お腹太りはせず、顔にくるタイプなので、まあジムとは言わずとも早朝ランニングくらいは取り入れてみようかなと思いながら、今はもう東京にいます。

 

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写真で振り返る夏休み①

静岡:

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静岡市中心街となれば、ポケスポットは散見されるものの、実家の周辺は見事に数少なく、ジムも9割が寺社関連施設という現状。

言うほど派手じゃないし、もっと何かネーミングなかったのかなという我が街 静岡のポケスポット。

 

 

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由比という町にあるアパート。

車でよく通る道なので、遠目にはよく見かけるが何を主張しているのか、どんな人が住んでいるのか、謎だらけ。

フォント的に築数十年は経っていそう。

 

 

金沢:

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Pの字が車になっていてかわいい。

月極駐車場だったし、わざわざここに取り上げる必要もなかったかも、と気付いても後の祭り。

 

 

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 世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス。

そこまで言うなら、世界一のメロンパンアイス!くらいに主張しても良いんじゃないかというところだが、1番はオーナーの師匠のことらしい。謙虚。

 

 

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金沢の路上でよくみられるマーク。

自転車、だけどご丁寧にカゴまで付いている。

金沢ないし北陸ではこのママチャリスタイルが一般的なのか?あまり自転車に乗らない私にはよくわからない。

振り返ってみれば、みんなカゴ付きの自転車だったかも。

 

 

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北陸新幹線が開通して、日本人はもちろん、外国人観光客の増えた金沢。いまも自動ではない改札も現役です。

 

 

長々休んだけど、あっという間だったなー。

次の長期連休は年末だろうか。

稼ぎに東京へ戻るぞー。

 

静岡新聞の変わったニュースアプリを使ってみた

今やどこの新聞紙も、アプリやらWebサイトを立ち上げて、配信している時代。

我が地元の静岡新聞もアプリがありました。しかしそれが他と違う。

 

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インコ式静岡新聞

一般ユーザーによる制作かと思えば、ちゃんと静岡新聞社によるリリースのようだ。

 

起動すると、設定画面。

 

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ニックネーム、住んでいる地域、ニュースを届ける時間の3項目。

どうやら設定した時間に最新のニュースを配信してくれるみたい。

 

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設定完了。

 

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基本画面はこんな感じ。

レベルってなんだ…?

 

ちなみに記事は簡単見出しから、詳細にうつれるようです。

 

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矢印の報告にスワイプすると次の記事へ切り替わり、詳細を知りたければ「詳しく」をタップ。

 

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 ニュースメディアには珍しく、ポップなつくりがされている。

フォントも、まさか新聞社が運営しているとは思えないような、「かたさ」のないものが採用されています。

(とっつきやすい印象があるけど、ちょっと記事を読むときは読みづらいです)

 

居住地に準じて天気予報が更新されます。

新幹線で寝て起きてもまだ静岡にいる、と揶揄される広大な県だけある。

 

よくわからないのはレベル制度だけど、まあ「記事を読むことでレベルアップし、周りの人と競おう!そうすれば毎日記事を読む習慣がつくでしょう!」な戦略なのかな。

 

静岡新聞はLINEでも配信していたし、東京支局が銀座あたりにもあった気がします。

関東に戻ったらこれで地元情報をアップデートするとしよう…。

 

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