【ライブレポ】UNFADED @横浜アリーナ2日目_190309
ポルノグラフィティ 16th LIVE CIRCUIT "UNFADED" 横浜公演2日目を観に行ってきました。
今回のツアーコンセプトは、サブスクリプションでポルノの全楽曲がリリースされたことに伴い、新旧全ての曲を横並びにしてセトリを組めること、
どの曲も色褪せない(=UNFADED)ことに基づいています。
アルバムツアーはアルバム収録曲が中心になるし、
ロマンスポルノも近年演奏していない曲を取り入れることもある一方
定番曲枠の宿命もあって、珍しい曲枠は少なめ。
そんなこともあり、どんな曲が演奏されるか期待が高まっていました。
今回のサポートミュージシャン:
Dr. 野崎真助さん
Ba. 須長和広さん
Gt. tasukuさん
Key. 皆川真人さん
Mp. nang-changさん
※福岡と横浜公演だけはベーシストがスティング宮本さん。
来週末から始まるポルノグラフィティ16th ライヴサーキット "UNFADED" にスティングさんとベース2人体制でツアーに参加させていただきます!今からものすごい楽しみですっっ
— 須長和広 (@KazuhiroSunaga) December 7, 2018
70年代のジャガードを使ったElaraストラップもゲット🏃♂️ pic.twitter.com/RBP6FlOE1j
※以下、ネタバレを含みます。
執筆時点でツアーは終了していないので、残りの公演に参戦予定の方はご了承ください。
UNFADED @横浜アリーナ 2日目 セットリスト
※()内は晴一さんの使用ギター
============
A New Day (黒テレキャス)
幸せについて本気出して考えてみた (黒テレキャス)
-MC-
ジョバイロ (ガットギター)
-MC-
ヴィンテージ(白テレキャス)
前夜(レスポール)
ビタースイート(Jimmy Wallace Vモデル)
DON'T CALL ME CRAZY(レスポール)
Zonbies are standing out(Jimmy Wallace Vモデル)
-MC-
見つめている(昭仁さん弾き語りワンコーラス)
夕陽と星空と僕(昭仁さん弾き語り)
Didgedilli(レスポール)
カメレオン・レンズ(白テレキャス)
海月(白テレキャス)
フラワー(レスポール)
-MC-
オー!リバル(ガットギター)
ジレンマ(白テレキャス)
パレット(白テレキャス)
-MC-
∠RECEIVER(レスポール)
-UNCORE-
タネウマライダー(Jimmy Wallace レス・ポールジュニア・タイプ)
ライラ(白テレキャス)
============
暗転すると、教会風の女性コーラスが響く。
それに重ねるようにレスポールの重たいリフが乗ると、オレ、天使から本編スタート。
アレンジはOpen Music Cabinetに近い構成。
ただし途中にベースソロはなく、その分長尺のギターソロでした。
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続くA New Day、幸せについて本気出して考えてみた 。
幸せ〜については、近年の披露時にみられるアルバムバージョン、
ロングアウトロバージョンではなく、シングルバージョンでした。
恒例の「わしらがポルノグラフィティじゃ」でスタートした短めのMCを挟んで東京ランドスケープ。
NAOTOさん参加時はVioソロになっていたサビ後は、
スタジオバージョンのギターソロをtasukuさんが担当。ES-335の鋭い音が響く。
この曲に限らず、最近のライブでは晴一さんのギターソロは
アドリブのような、自由度の高い内容になってきているなという印象。
それにしても、出番の増えてきた白テレキャスはクリーントーンでも
歪んだハードなフレーズでも使い勝手が良いですね。
今までならレスポールで弾いていたであろう曲でも似合ってしまう。
皆ちん こと、皆川さん(Key)のクラシカルなソロを挟んでジョバイロ。
NAOTOさん不在のためか、リズムギター(アコギ)はtasukuさんが担当し
晴一さんはアゲハ蝶でもおなじみのガットギターでメインフレーズを演奏。
2回目のMCでは改めて晴一さんからUNFADEDの意味について。
これまでのライブレポでも報告があったように、
サブスクリプションの説明はふわ〜っと。。
ちなみに今回の模様は3/24にWOWOWで放送されるため
「カメラ多いね!」という気合いアピール、
「さっきの(サブスクの)くだり、編集して撮り直してもらおう。。」と触れつつ。。
MC後に演奏されたの久々のヴィンテージ。
この曲もギターがレゲエノリだからか、スタジオバージョンよりは
ミュートを効かせていました。
ピコピコ音はnang-changかな?と思えばtasukuさんがシンセサイザーで演奏。
ちなみにギターソロは歪ませず、クリーントーンでした。
続く前夜はギターソロ前、アウトロで昭仁さんのハーモニカプレイが。
ビタースイートは半音下げての演奏。
それによって原曲より重たくハードな印象を受けます。
DON'T CALL ME CRAZYのギターは Killerじゃない分、
ソロはアームプレイを見せず。
突然オペラが流れたかと思うと、
声がトーンダウンしていきZombies are standing outへ。
PVではバンド名の由来でもある、EXTREMEのギタリスト:ヌーノ・ベッテンコートモデルのギターを弾いていたから登場を期待していましたが、Jimmy WallaceのフライングVモデルでの演奏。
演奏が終わると小鳥のさえずりと共に、ギターを持った昭仁さんが登場。
曰く、前回のツアー BUTTERFLY EFFECT から、
小鳥のさえずり=弾き語りコーナーとのこと。。
ここまでの効果音の使い方的に、音のない森、天気職人の伏線かなと思っていました。
改めてサブスクについて触れ、メンバーたちも過去作品を聴き直すことが増えたこと、それによって「なんだこの曲?!(暗い!病んでいたんじゃ??)」という曲、「案外いいじゃん!」という曲、「この頃はまだ表現力が足りなかったな・・・」という曲があるという発見をする中、「どうしたこの曲?!」として、見つめている をワンコーラス披露。
弾き語りだと9th系のジャジーなコードの響きが特徴的でした。
ボサノヴァアレンジも向きそうな印象。
ちなみにこの曲がストーカーチックな表現になってしまったのは、
初めてアキヒト詞曲担当曲が世に出るにあたり、
こんな顔もあるんだぜ、と張り切った結果だと回顧していました。
(自身は爽やかな恋愛をするんよ!と自己フォローしつつ。。)
一転してファンからの支持が厚い曲として、夕陽と星空と僕。
アルペジオから曲終盤のストロークプレイまで、アレンジがとても良かった。
長年、ポルノのアコギ練習曲としてサボテンがよく挙がるけれど
次のステップとして、このアレンジが採用されても良いと思う。
続いてレスポールでのソロプレイと共に始まったのはDidgedill。
アドリブの披露が増えてくると、晴一さんの手グセは70sロックだなと感じる。
ソロ回しはあれど、構成はLed Bootsなしのスタジオバージョン同様。
(恐らく)nang-changのシンセによる宇宙的なエフェクトからカメレオン・レンズへ。
前回のツアーでは森男さんとのツインギターだったソロは、tasukuさんとプレイ。
そして初披露となる海月、フラワーへと続く。
3回目のMC、じっくりと聴く曲が続いたけど大丈夫?楽しんでる?と投げかけつつ、怒涛の「暴れて帰れよ!」の曲ラッシュ。
「熱い魂がぶつけてくれ!」と言わんばかりに盛り上げつつ、
晴一さん「この曲のイントロは顔が命なんよ。福山雅治の魂が乗り移りますように・・・」
と二人で祈るような動作を見せつつ、弾き始めたのはオー!リバル。
カッコつけて弾くんだけど、途中笑っちゃって観客も笑っちゃいながらも曲スタートなんて、ポルノのライブは自由度が増したんだなあ、20年目の余裕かなあ、としみじみ。
スティング宮本さんのベースソロから
次に演奏されたのは意外にもジレンマ。
長年アンコールラスト一曲で演奏されているこの曲、
1曲目に演奏された Cupid (is painted blind)ツアー、
そもそも演奏されなかったロマポル(10イヤーズギフト)もある中、
今回はイントロやリフにアレンジが施されていました。
特にAメロの部分があまりに大きく違い過ぎて、
(ボーカルと演奏陣、違う曲弾いてる・・・?)と思ってしまうほど。
多分あれはCreamのWhite Roomじゃないかと思うんですが、
その答え合わせはWOWOW放送時に確認したいですね。
ギターソロはワウを踏んでいたから、なおさらWhite Roomを彷彿とさせました。
ちなみにベースソロはなし。
7回目のツアー:SWITCHのDVDにワンコーラスだけドキュメント形式で収録されていたバージョンのようなドラミングで突入したのはパレット。
この曲もまたストリングスが印象的だから、NAOTOさんが参加しなくなったことで聴けなくなると思っていただけに嬉しい。
7th LIVE CIRCUIT“SWITCH”2005 [DVD]
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サウダージ、ハネウマライダーと続くと、ライブ終盤だなと感じてしまう。
前回のロマポル(Deep Breath)のライブビューイングでファンの間で話題になった連続Hey You! は今回も健在。
4回目のMC、「周りには色褪せていくものが多い中、色褪せない、色褪せてはならない記憶を手に持って進んでいきたい」と語って演奏されたのは∠RECEIVER。
この曲は311以前に作られたにも関わらず、あまりに内容が事実に重なることが多く言葉や曲が持つ力を感じさせられたロマポル(ポルノ丸)以来の演奏でしょうか。
つい最近、西日本豪雨被害も起きていただけに、この曲がこのタイミング、曲順で演奏されることにも意味を感じざるを得ません。
本編終了後、アンコール1曲目に「マニアックな曲が多い中、どえらいのを持ってきた」のはタネウマライダー。
不埒な内容ゆえに昭仁さんから「こんな歌詞を書いた人でなし」と紹介される晴一さん
「ガツンと、俺たちもロックだから、大人たちが眉を顰めるような曲を作りたかった。十何年経って、大人になった僕が眉を顰めている」
ちなみにJimmy Wallaceのレスポールジュニアはこの曲でのみ使われていました。
ポルノグラフィティ横浜アリーナ公演に、「別冊俺」ことギタマガ新藤晴一さんのアーティストブックを販売しに参りました。そこで、晴一さんの許可を得て、本ツアーから導入のJ immy Wallaceのレス・ポールジュニア・タイプを撮影しました!!#晴一 pic.twitter.com/jQrfEzW8ld
— ギタマガ書籍部 (@GM_Books1) March 8, 2019
恒例のメンバー紹介を経てラスト一曲。
ジレンマを本編に使ってしまって、ラストに何がくるかと思えばライラ。
曲中に 登場するロシア語の掛け合いはスクリーンに表示。
ツアー序盤のこのツイートはそういうことだったんですね。
・カークジラー
— 晴一 (@blackcaster) December 14, 2018
→調子はどうだい?
・プリヴェート
→やあ!
・スパシーバ
→ありがとう
・フシヴォーハローシヴァ
→では、ごきげんよう pic.twitter.com/LHusnXZNEJ
この曲でもソロ回しがあるが、ここまでのツアーでは
他ミュージシャンの有名曲のフレーズをみんな弾いていたみたいですね。
演奏にあたって晴一さん「今日は(WOWOWが)入ってるから!(権利関係のこと)したら大人の人にめっちゃ怒られるよ!」と注意喚起。。
ではどんなソロ回しになったかというと・・・
Dr. 真助:ミュージック・アワー(ドラミングでサビを表現)
Ba. 須長さん:アポロ
Key. 皆川さん:アゲハ蝶
Gt. tasukuさん:横浜リリー
Mp. nang-chang:Century Lovers
ポルノの曲だから権利関係、大丈夫だね!
みんな今回のツアーで弾いてない曲ばっかだね!
満を辞して弾く晴一さんのソロ!
・・・あれ??(WOWOWにて答え合わせ)
ライラの合唱でアンコールも終了。
こうして幕を閉じたUNFADED @横浜アリーナ。
ツアーコンセプトからして新旧織り交ぜて選曲されることが予想されたUNFADED、そして発表された東京ドーム2days。
2日間異なるセトリを用意するというドーム公演も期待が高まります。
UNFADEDの満足度も高いが、如何せん20年分の曲数ゆえに長く演奏されていない曲、そもそもライブ披露されていない曲がまだまだあるポルノグラフィティの「神セトリ」、そして20年目の活動が楽しみです。
※白テレキャス=Fender Telecaster 1962(写真左側):
ひひひ pic.twitter.com/ukl5aibKte
— 晴一 (@blackcaster) March 29, 2017
※Jimmy Wallace Vモデル=:
#島村楽器 さんのご厚意で、#JimmyWallace のVモデル、お持ち帰り。アリーナツアーにきっと登場するはず。俺が動画で弾かないのはオトナの事情。そして、なぜかの番組風。#LuthierKOMAKI #山口和也 pic.twitter.com/ndhGfNVbRW
— 晴一 (@blackcaster) September 28, 2018
ハルイチさんが工房でギターを弾いてらっしゃるtweetの反響は大きく、ライブ会場でポルノファンの方々、ラバッパーの皆さんに声を掛けて頂く機会が増えています。ご本人達が素敵な方々だからファンも皆さん素敵な方々なんだなあと実感。#新藤晴一 #ポルノグラフィティ #pornograffitti #ルシアー駒木 pic.twitter.com/P854S6z4ky
— LuthierKOMAKI (@passkeyguitars) March 14, 2019
「◯◯で英会話!」をばかにできない
今年も、累計4回目のカザフスタンに行ってきました。
今回の目的、詳細はこちらのブログで更新していきます。
さて私はアメリカ留学していたものの、だいぶ時間が経ち
対 外国人の英会話は久しぶりでした。
仕事で英訳したり英語での会議に出席したりすることは増えてきましたが。
学生時代ほど参考書や文法書を開くこともなくなり、
かと言って英会話スクールに行く時間もなく。
英語力が落ちていないか不安でしたが、結果的に、衰えるどころか
むしろ留学時代よりもスムーズに会話できるようになっていたなと感じました。
社会人経験も積まれてきて対人コミュニケーション力がついた、度胸がついた、
というもの少なからずあるとは思いますが、やっぱりタイトルの通り、
「◯◯で英会話」は大きいな、と。
巷には流行りの海外ドラマ、映画に便乗した英会話教材に溢れている。
最近だとドラマ SUITS のスクリプトを公開しているサイトを見かけました。
「SUITS」はとにかく面白いしビジネス英語の強化に最適なんですけど、スクリプトがこのサイトみたいに無料でネットにあるんで、字幕なしで観てそのあとスクリプト読んで、また観てというの繰り返すと良い勉強になります。https://t.co/OjSMCHcgyS
— とくさん (@nori76) August 12, 2018
こういう考え方、勉強法はばかにできないな、と。
私の英語の入り口はビートルズでした。
友達に借りたビートルズの音源を聴きながら、歌詞を読んで、
学校の授業で英語が始まったら歌詞で使われている文法と照らし合わせたり
文字通り「ビートルズで英会話」な本を買って読んだり。
ビートルズでもっと英会話―Let’s use THE BEATLES (ワニ文庫)
- 作者: 小島智
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音楽でもドラマでも共通して言えるのは、リズムを感じられること。
洋楽を日本語に置き換えたカバーをしても違和感があるように、
ドラマの日本語吹き替えが日本人の一般会話よりオーバーな表現に聞こえるように、
言語特有のリズムがあります。
それを感じながら勉強するのと、教科書だけ読んで勉強するのでは
特に会話(リスニング、スピーキング)、発音の伸びが違う。
学校の授業でシャドーイングをする時、
雑にやったり恥ずかしがったりする風潮があるけど個人的にはこれが大事で、
(ドラマなら)登場人物の口調とかクセを真似るレベルでやると良い。
自宅なら誰もいないし、それでも照れがあるなら、
お酒を飲みながら酔った勢いでオーバーリアクションしながらやるでも良い。
(そういえば東◯ハイスクールには音読ルームみたいな名前の部屋ありましたね。。
今もあるんでしょうか。。。)
参考書を開く時間がないなら、そういう好きなもので英会話をすれば
一定の会話力はキープできると実感しました。
喋れるように特訓中の人ならいい練習にもなる。
何より、好きなものが題材だから興味もあるし飽きない。
と、久しぶりに海外で過ごして思いました。
ちなみに最近はというと、またブラックリストを観直していて、
さながらレイモンドレディントンな話し口調になっているとも気付きました。。
ブラックリストはストーリー自体おもしろく、キャラクターが魅力的ですが
レディントンの含蓄ある、哲学的な引用がよく登場する点が特に良いですね。
一見関係なさそうな自身の経験から重要な内容への導入が綺麗で
勉強としても良い題材だし、個人的には人生観への影響も大きいです。
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"自分セーフティ"もしないといけないよねという話
デジタル広告業界では、「ブランドセーフティ」という概念が広まっている。
乱暴に噛み砕いて例えるなら、
自動車事故を伝えるニュース記事内に、自動車メーカーの広告が掲載されるのは
避けるべきだよね、という話だ。
最近でも、マンガやテレビ番組を違法にアップロードしているサイト内に、
いくつかの有名企業の広告が掲載されていて批判・炎上したというニュースがあった。
Twitterでは、そういった企業をまとめて晒しあげる(私刑)ようなアカウントも現れている。
そもそも、広告主は「このサイトの、この部分に、この広告を載せてください!」
という依頼ができる訳ではなく、広告代理店やプラットフォーム(メディア)も
「確実に、ここ部分に、この広告を載せます!」という保証もできる訳でもなく。
だからこそ、その対応が難しい、というのがこの記事の要旨なのだけれども。
そんな概念と同じように、人も出没する場所を考えないといけないと思った。
社会人になると、「出会いの場がない」とよく言う。
まあ「良い人」に出会う場がないだけで、出会いの場は
広告の掲載面よろしくいくらでもあるとは思う。
ただ、その「場」にやみくもに出れば良い、という訳でもなく。
よくある例え話で、なーんも成し遂げてない婚活女子が
「年収○○万で、高身長で、イケメンで!」
って理想的なハイスペが集まるコミュニティに参加したところで
成功することはないし、
逆に真面目に生きてきた人が、不良のグループに属してもソリが合わないように。
マンガの世界では一発逆転・ミスマッチとかあるかもしれないけどね。
だから、自分自身を理想的な出会いを求めるなら、
自分自身に適した「場」に赴いて、
レベルのあった人たちにちゃんとアピールしなければならない。
自動車事故の記事の隣に、新車の広告を載せても反感を買うだけなように。
、
、、
、、、
と、イケてないBBQへ行った帰りにDJあおいを読んで思いました。
広告と違って、人は(ある程度)「掲載面」を選択できるんだから、
有意義に生きましょう。
静岡ブロガー
先週、お正月ぶりに静岡に帰った。
静岡は西を向けば名古屋、京都大阪にすぐ向かえ、東を向けば東京にもすぐに行けるちょうどいい県なので、なんやかんやで帰省するたびに新しいお店ができていたり、通学路で使っていた道にあったものがなくなっていたり、と変化の激しい県である。
静岡を離れたのは18歳の頃だったので、お酒を飲めるようになってから帰ると通学路のこのあたりにこんないいお店があるんだ、とか、なんとなく目にはしていたけどいいこういうお店だったんだな、という発見がよくある。
で。
実際に足を動かしてみるのも良いけど、最近、静岡の情報発信ブログが多いことがわかった。
「静岡のすすめ」
静岡全域をまんべんなく紹介しているブログ。
グルメ関連から観光スポットまで。
きっと複数のブロガーやライターが寄稿(投稿?)するかたちで更新しているんだと思う、ちょこちょこデイリーポータルZ風味の記事が混ざってるしね。
頻度は1-2ヶ月ごとに更新されることもあるし、半年以上音沙汰ないこともある。
「静岡らしく、のんびりお届け中♪」なのでしょうがなし。
特に参考になったのは、
これをみて、昨年9月に乗り込んだものだったが、台風直撃でグレーアウトされた海と空しかなかったのは良い思い出。。。
「清水港は鬼より怖い」
清水港は地元のほうなのだが、「清水港」にスポットを当てているブログがあるとは思わなかった…。
清水といえばサッカーは清水エスパルス、アニメはちびまる子ちゃん、キャプテン翼、ハルチカなど舞台になることはよくあるのだけれど、いかんせん地元の私ですら友達との集合場所にしたことはなかったので。。新幹線が止まる、中心街に住む友達が大半ということもあり。
よく考えてみれば、3年くらい前から「マグロック」、「フジソニック」というどっかで聞いたことあるような野外音楽イベントもやり始めていて、賑わいつつあるんじゃないかという気もしている。結構著名なバンド、ミュージシャンも参加していますね。
ロケーション自体はよく行ったことのある場所だけど、それなりに住宅地も近いし、どんな感じでやっているんだろうというのは夏になるたびに気になっている。
これなんかも、子どもの頃よく七夕祭りで行った場所だけど、まあシャッターを閉めているお店は当時より増えたし、何年か前にももクロが来て話題にもなってはいたけど。
こうしてみると地元ながら、怖いもの見たさに行ってみたくもなる。
「はらぺこリズム」
このブログは先日の帰省で役に立った!
静岡県全域に渡って、カフェからレストラン、バーの情報をまとめている。
それでいてハズレが少ない。
静岡に限らず、東京なんかでもたべ○グやら、ぐる○ビで出てくるようなお店リストは往往にしてチェーンが多く、地域の独自性はあっても「チェーンならわざわざ静岡で行く必要なくない?」と思ってしまう。
そういう意味で、個人経営のお店がメインで紹介されているとすぐ行きたくなるし、重宝する。
これはこないだ行って、良かったお店。
更新頻度も1-2日に1回ペースで、内容も薄っぺらくない。
やっぱりグルメブログって出かけただけ記事を書けるから続くんだろうか。
このブログも、使って良かった東京のお店紹介ブログ化してみようかな。
、
、、
、、、
静岡出身です、と自己紹介して、
「静岡といえば、、、お茶!富士山!」
と言われるのはもはやテンプレだ。富士山、の部分は「え、山梨じゃないの?」と言われるとその人とはうまくやれません。
とはいえ、
「じゃあ静岡おいでよ!」
と言っても、(あそこは浜松だし、温泉は伊豆とか熱海がいいし、ご飯は静岡にいいとこあるし。。)と広大な県ゆえにどこを訪れるべきか、自分の記憶と経験だけでは収集がつかないことが多い。
そんなときに、こういう静岡ブロガーがいると参考になるなと思った。
静岡もまだまだ開拓のし甲斐があるね。
【5/23追記】
はてブでいろんな静岡ブロガーさんからコメントいただきました。
「みなと街でも桜は咲くら」
名前こそ港町だけど、清水区、葵区、駿河区の3区にわけた紹介があるのがおもしろい。
静岡市出身の割に、どのあたりが葵区か駿河区かよくわからなくなるし、清水区って思ったより広いなと思うことが多いので、この区分は個人的に好き。
ホームページ(久しぶりにホームページって言った)も凝っている。
しかし、静岡ブロガーにアニメキャラが多いのはどうしてだろう?
アニメ、漫画の舞台になっていることが多いからかな?
anmitsuperoriの梅のしげり
ピンポイントに私の地元。
まぐろ館とかよく通る割に行ったことないなー、テレビではよく観るなーと思いながら読みました。
ただ、生粋の清水区出身から言わせてもらえば、いまは「清水区」です。
思った以上に静岡ブロガーがいて驚いた。
静岡といっても隅から隅まで周遊するには広すぎるこの県、いつか長期休暇とったら各市を訪れたいものだ。
それまでは静岡ブロガーの記事を読んでまだ見ぬ市に思いを馳せたい。
飯を食うために働いている
という表現が苦手だ。
いや、
働かなければお金が手に入らない→お金がなければご飯を買えない→ご飯を買えなければ野垂れ死ぬ
というロジックはワカル。超絶シンプルだ。
「音楽で飯食ってます」
みたいな表現も市民権を得ている。
私自身、特別物欲は強くなく、いわゆる無駄遣い、衝動買いはしないほうなんだけど、食に関しては重課金ユーザーだ。
気になるものは食べたい。
旅行先では(観光地、景観も大事だけど)現地の食べ物を食べたい、食文化を知りたい気持ちが強い。
カード明細をみるとほぼ食費(+お酒)ということは常だ。
でも、「食べるために働いている」、「美味しいもの食べるために仕事を頑張ろう」かと問われれば、首を縦に触れなかったりする…。
と、いうことを最近食欲が減退してきていわば趣味「食事」が成り立たなくなってきている私は思うのだ。。。
美味しいものを食べたい。
英語は話せるんだけど
読み書き、聞く話すもほとんど問題なくできる。
アメリカに1年いた、というのも英語力を熟成させた要因のひとつではあるのだけれど、一番大きいと思うのは受験英語をちゃんとやっていたことだ。
高校の時の担任は英語科の人で3年間変わらなかったのだが、事あるごとに「私が英語を話せるようになったのは高校英語をずっと教えているから」と話していた。
実際その通りで、基本的な文法、発展した表現を網羅している(最低限の英会話をできるようにするという点では)し、+αでALTと会話練習、フィードバック、ブラッシュアップがあるのだから、暗記として片付けていなければ英会話の土台は3年でつくれる。
英語だとイメージしづらければ、数学は論理的思考の基本を、とか他の科目に置き換えてみたらわかると思う。
これに加えて、洋画とか洋楽なんかも好きだったから英字幕や歌詞を読みながら習った文法と結びつけて覚えていたので理解と活用がしやすかった、と記憶している。ロシア語を独学した時も同じことをしてそれなりに読めるようになったし、一方で身につかなかった大学第二外国語のフランス語は そもそも興味関心が薄かったという話になる。
という前提があって、街、例えば飲み屋に来た外国人観光客とかに話しかけられても(お酒が入っていても、というか気が昂ぶっているほうが)、談笑することは難しくない。
それはそれとして、リアクションが、できない。
言ってることはわかる、言いたいことも返せる、が、適切なテンションで反応できない。
別にドラマみたく "wow!"なんてやる必要はないんだろうけど、まあ言ってみれば塩対応だ。表情はつくってみるけど、棒読みの返しになってしまう。
そういうとこって私は日本語の会話でも、よくリアクションのバリエーションがない、って指摘されてるな、と思う。
一時期トーク番組ばかりみて切り返しのパターンを研究するという涙ぐましい努力をしたこともあったが。。
「英語でやりとりができるようになるにはどうしたら良い?」と聞かれたら、「高校英語を勉強し直せ、時間がなければ出川イングリッシュを見ておけ」と答えるようにしているけど、伝わる話し方…パッションを持て、というのは自分に言い聞かせたほうが良いかもしれない。
Los Lonely Boysはちょうど良い
歌謡曲でも、EDMでも、ポップスでも、毎日音楽の海へ航海に出て最終的に帰ってくるのはシンプルなギターミュージック。
ギターが好きだから、シンプルな構成のほうが良い。
スリーピースなのに3人であることを感じさせない音の厚みがあるなら、なおさら良い。
そこで改めて良いなと思ったのがLos Lonely Boys。
メキシコ系のテキサス出身3兄弟からなるスリーピースバンド。
この"Heaven"という曲、人並みだが上品なコーラスと美しいストラトサウンドがとても心地よい。
何年か前にテレビの天気予報か何かのBGMでも使われていた。正確には3人分以上の音が鳴っているけど、ライブでは3人。
スタジオ版だと綺麗にまとまっているけれどライブは情熱的。
テキサス出身、ハーフダウンチューニングのストラト、ブルースノートを織り交ぜたソロ。
この3つのキーワードが並べば気付く人も多いと思うが、スティーヴィーレイヴォーンの影響がとても強い。
先の"Heaven"はグラミー賞を受賞しているほどにポップさが目立つけど、ライブではSRV味が聴いていて、ギター小僧を飽きさせない。
メキシコ系だけあって、時折差し込まれているエスパニョールのリリックが爽やかな曲調に熱を帯びた風も感じられて、やっぱりちょうど良い。
メキシコのギターサウンドとなれば、素人も玄人もサンタナの顔が思い浮かぶ人は多いと思う。
これぞラテン!カルディで流れてるゥー!って感じの音。
もちろんLos Lonely Boysにも、3人での再現性が優先されているからかパーカッションの登場はないけど、言うなればラテンブルース、もしくはスパニッシュブルースと言ったところか。
"哀愁のヨーロッパ"を彷彿とさせるギターインストもある。
SRV meets Santanaを思わせるブルース。
事実、ライブではSRVの曲をレパートリーに取り入れたり、"サンタナ"との曲もリリースしている。
こうしてふたりのギターを鳴らし並べられると、個人的な好みは太くて甘いサンタナの音だな、いやヘンリー(Los Lonely Boys)のソリッドな音も物悲しさを際立たせているな、などと聴くたびに異なる印象を抱く。
テキサスブルースという観点からSRV。
ラテン、メキシコという観点からサンタナ。
偉大な2ギタリストの影響を交えながらLos Lonely Boysについて紹介してみたけど、印象は表題の通り、「ちょうど良い」。
SRVのようにブルージー過ぎず、サンタナのように楽器パートが長過ぎず(ライブや映像で観ると楽しいものだが耳だけで聴いてる時はね。。)、ちょうど良い。
無責任な言葉でいえば「おしゃれ」だし、コーラスは美しく、退屈しない程度にギターの魅せどころ・聴かせどころがある。
この手の音楽が初めてなら"Heaven"がBGMとしても、ギターミュージックとしても易しく、もっとギターが聴きたいならば"Onda"のような曲のあるLos Lonely Boys はやっぱりちょうど良いのだ。
また日本に来てくれないかな。