デジタル広告業界では、「ブランドセーフティ」という概念が広まっている。
乱暴に噛み砕いて例えるなら、
自動車事故を伝えるニュース記事内に、自動車メーカーの広告が掲載されるのは
避けるべきだよね、という話だ。
最近でも、マンガやテレビ番組を違法にアップロードしているサイト内に、
いくつかの有名企業の広告が掲載されていて批判・炎上したというニュースがあった。
Twitterでは、そういった企業をまとめて晒しあげる(私刑)ようなアカウントも現れている。
そもそも、広告主は「このサイトの、この部分に、この広告を載せてください!」
という依頼ができる訳ではなく、広告代理店やプラットフォーム(メディア)も
「確実に、ここ部分に、この広告を載せます!」という保証もできる訳でもなく。
だからこそ、その対応が難しい、というのがこの記事の要旨なのだけれども。
そんな概念と同じように、人も出没する場所を考えないといけないと思った。
社会人になると、「出会いの場がない」とよく言う。
まあ「良い人」に出会う場がないだけで、出会いの場は
広告の掲載面よろしくいくらでもあるとは思う。
ただ、その「場」にやみくもに出れば良い、という訳でもなく。
よくある例え話で、なーんも成し遂げてない婚活女子が
「年収○○万で、高身長で、イケメンで!」
って理想的なハイスペが集まるコミュニティに参加したところで
成功することはないし、
逆に真面目に生きてきた人が、不良のグループに属してもソリが合わないように。
マンガの世界では一発逆転・ミスマッチとかあるかもしれないけどね。
だから、自分自身を理想的な出会いを求めるなら、
自分自身に適した「場」に赴いて、
レベルのあった人たちにちゃんとアピールしなければならない。
自動車事故の記事の隣に、新車の広告を載せても反感を買うだけなように。
、
、、
、、、
と、イケてないBBQへ行った帰りにDJあおいを読んで思いました。
広告と違って、人は(ある程度)「掲載面」を選択できるんだから、
有意義に生きましょう。