【メーカー特典あり】 VS (初回生産限定盤) (DVD付) (オリジナルステッカー付)
- アーティスト: ポルノグラフィティ
- 出版社/メーカー: SME
- 発売日: 2019/07/31
- メディア: CD
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デビュー20年を記念した今年のロマポルも"神セトリ"だったーーー
2019年9月7日、8日に東京ドームで開催されたNIPPON ロマンスポルノ '19 〜神vs神〜は2日間で異なるセトリを組まれるというもの。
サポートメンバーは、
Dr. 野崎真助さん
Ba. 須長和広さん
Gt. tasukuさん
Key. 皆川真人さん
Mp. nang-changさん
出典:
---セトリ---
※()内は晴一さんの使用ギター
DAY 1 (2019/9/7)
- プッシュプレイ (Jimmy Wallace Vモデル)
- メリッサ (Jimmy Wallace Vモデル)
- THE DAY (Jimmy Wallace Vモデル)
- メドレー:ミュージック・アワー 〜 マシンガントーク 〜 ヴォイス 〜 狼 〜 ミュージック・アワー with 本間昭光(Jimmy Wallace Vモデル)
- アポロ with 本間昭光 (白テレキャス)
- グラヴィティ (アコギ)
- Twilight, トワイライト (白テレキャス)
- Theme of "74ers" (白テレキャス)
- n.t. (昭仁弾き語り)
- Hey Mama (アコギ、バンドスタイル)
- 渦 with FIRE HORNS (Jimmy Wallace Vモデル)
- 俺たちのセレブレーション with FIRE HORNS (白テレキャス)
- ジレンマ with FIRE HORNS (白テレキャス)
- 愛が呼ぶほうへ with FIRE HORNS (白テレキャス)
- ラック (Jimmy Wallace Vモデル)
- キング&クイーン (白テレキャス)
- Mugen with FIRE HORNS (Jimmy Wallace Vモデル)
- ネオメロドラマティック with FIRE HORNS (Jimmy Wallace Vモデル)
- ハネウマライダー (白テレキャス)
- アゲハ蝶 (ガットギター)
- VS (Jimmy Wallace Vモデル)
-アンコール-
- オー!リバル (ガットギター)
- Before Century 〜 Century Lovers (Jimmy Wallace Vモデル)
- ライラ with 本間昭光 & FIRE HORNS (黒テレキャス)
DAY 2 (2019/9/8)
- プッシュプレイ (Jimmy Wallace Vモデル)
- Mugen (Jimmy Wallace Vモデル)
- THE DAY (Jimmy Wallace Vモデル)
- メドレー:ミュージック・アワー 〜 マシンガントーク 〜 ヴォイス 〜 狼 〜 ミュージック・アワー with 本間昭光(Jimmy Wallace Vモデル)
- アポロ with 本間昭光 (白テレキャス)
- n.t. (バンドスタイル、白テレキャス)
- Twilight, トワイライト (白テレキャス)
- Theme of "74ers" (白テレキャス)
- 瞳の奥をのぞかせて with NAOTO (昭仁弾き語り)
- ウェンディの薄い文字 (白テレキャス、バンドスタイル)
- リンク with NAOTO Strings (白テレキャス)
- サウダージ with NAOTO Strings (レスポール)
- ジレンマ with NAOTO Strings (白テレキャス)
- 愛が呼ぶほうへ with NAOTO Strings (白テレキャス)
- Zombies are standing out (レスポール)
- サボテン (白テレキャス)
- ヒトリノ夜 with NAOTO Strings (Jimmy Wallace Vモデル)
- 瞬く星の下で with NAOTO Strings (Jimmy Wallace Vモデル)
- ハネウマライダー (白テレキャス)
- アゲハ蝶 (ガットギター)
- VS (Jimmy Wallace Vモデル)
-アンコール-
- オー!リバル (ガットギター)
- Before Century 〜 Century Lovers (Jimmy Wallace Vモデル)
- ライラ with 本間昭光 & NAOTO Strings (黒テレキャス)
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今回はほとんどフライングVがメインでした。
次いで白テレキャス。黒テレキャス(Blackcaster)はライラのみの登場。
1. プッシュプレイ
Day1: ステージにサポートメンバーと共に登場し、歌い出しはアカペラ。
Day2: アリーナ中央へ二人で登場、晴一ギターに合わせて歌い出し。
2016年のロマポルでもNaNaNaサマーガールをコーラスアレンジで披露していたが、今回のプッシュプレイは言うなれば、星空のディスタンスを演るアルフィーばりの厚み。
近年のポルノは単独弾き語り、ふたりアコースティックだったり、コーラスアレンジも強化されていてとても好きです。
※他バンドで例えて失敬!
5周年時、Purple's で初披露されたこの楽曲でスタートするのは感慨深い。
両日とも3曲めが終わったところでMC。
SEが流れると紹介とともに登場したのはスペシャルゲストの本間昭光さん。
久々のライブ登場で会場が沸くあたりさすがだと思う一方、最近はテレビ(特に 関ジャム)によく出演するから(知ってはいるけど、何で喜んでるの・・・?)的な反応があったのは面白かった。
今回のポルノ神VS神、シングル曲くらいしか知らない奴と一緒に行ったんですが、本間さんについての感想が「話の長いピアノの人」というものだったので往年のヒット曲聴かせながら小四時間説教した
— kansou.s (@s_kansou) September 11, 2019
6. グラヴィティ(Day1)
n.t. (Day2)
グラヴィティ:これまで、この楽曲が演奏される際はGibson Electric Acosticという、エレキの形・弦を張っていながらアコギの音が出るギターがメインでしたが、今回はアコギでの演奏。おそらく初めてではなかろうか。
コードストロークはtasukuさんが担当して、晴一さんはメインフレーズ、アルペジオを、という印象。
Day2のn.t.もまた久々の披露。
後述するように、Day1は昭仁弾き語りで演奏されていたので、n.t.好きとしては2パターンのアレンジを聴けただけでも既に"神セトリ"でした。
7.Twilight, トワイライト
ポルノのツアーでは長尺のギターソロを差し込むライブアレンジが施される曲が1曲は用意されていることが多いですが、今回はこの曲でした。
"SWITCH"ツアーとは違い、Cメロ後、サビのコードを延長しつつギターソロ〜サビに戻るような構成。
ちなみに、10年前のこの枠は音のない森でした。
8. Theme of "74ers"
Twilight, トワイライトの余韻から流れるように、テレキャスで奏でるTheme of "74ers"。
"OPEN MUSIC CABINET"ツアーでのInterludeや、アルバム内の鉄槌でも使われるように手元のエフェクターでキュルキュル音を演出しているのは今回の特徴でもあるように感じました。
演奏時、"74ers"ツアー以降の映像が映し出されていたばかりに、もう一人のスペシャルゲストの登場を期待してしまいました。
20周年、お疲れ様でした!そしてありがとう。#ポルノグラフィティ #神vs神 pic.twitter.com/2Eoyd1iDBb
— 白玉雅己 (@shiratamamasami) September 8, 2019
9. n.t. (Day1)
瞳の奥をのぞかせて (Day2)
Day1のn.t. は「佞言絶つべし、n.t.」として紹介していたのを聞いてはじめて、それが由来として正しかったことを確認できました。
ちなみにこの曲は「ポルノを取り巻く環境が変化していくのに、変われない自分自身のもどかしさ。鬱っぽい頃の曲、そんな大それたもんじゃないけどw」とも解説していたのが印象的。
Day2の瞳の奥をのぞかせては2番へうつるところからvio. NAOTO さんが登場したことで会場でもTwitterのTLでも沸いていましたが、10年前の東京ドームで初披露された曲を改めてこんなかたちで演奏されたところもまた"神セトリ"だなと。
10. Hey Mama (Day1)
ウェンディの薄い文字 (Day2)
ここは晴一ターン。
Day1のHey Mamaはバンドスタイルで、アルバムテイクのアレンジながらカントリーバンド感があって、ポルノの幅の広さを改めて感じた。
ワンコーラスの後に各メンバーのソロ回しがあり、2コーラス目はアウトテイクとなった日本語詞ver. を披露。
オリジナルの英語詞に慣れてしまったばかりに、譜割りも英語詞のほうがしっくり来るなあ、などと。
ウェンディの薄い文字ははじめてのバンドスタイルでした。
ここでもギターソロを加えたアレンジが施されており、バンドとして聴くとおしゃれなコード進行だなという発見も。
というかこの曲、急遽カップリングに入れることになって急いで作った曲、とWinding Roadリリース時のインタビューで読んだ気がするが、音域を加味してもすごく歌いづらそうだなと、Hey Mamaの翌日に聴くと思いました。
M11以降は二組目のスペシャルゲストを招いたアレンジでの披露。
Day1:FIRE HORNS(スガシカオのサポートから結成されたホーンセクション。昭仁さんからも紹介されたように、スガシカオさんのライブを観ていつかポルノでも!と構想を練っていたとのこと)
Day2:NAOTO Strings(言わずも知れたNAOTOさんを中心としたストリングスアンサンブル。バイオリンはじめ弦楽器隊がいると、特にak.homma楽曲は映えるなあとしみじみ。)
13. ジレンマ(Day1)
ジレンマはほぼ全てのツアー、ライブで演奏されていると言っても過言ではない曲だが、"UNFADED"ツアーから初見ではジレンマとわからないくらいにライブアレンジが強くなっています。
今回はFIRE HORNSとの共演もあってかファンク色が垣間見えた。元ネタはなんだったんだろう。
ハネウマライダー、アゲハ蝶と続くとそろそろ終盤かな?と感じつつ、本編ラストは
21. VS
ポルノ50作目のシングル、過去と現在の対比、と話題になっていたこの曲。
モニターに歌詞が映し出される演出はこの曲で。
VS自体はオリジナルアレンジでの演奏でしたが、アウトロで聴き慣れたフレーズが聴こえる?からの
あのロッカー まだ闘ってっかな?
両日とも1曲めに演奏されたプッシュプレイ、キーが原曲の1音あげにしていたのはVSに繋げるためだったのだと。
プッシュプレイや、ダイアリー等を彷彿とさせるフレーズが散りばめられていたことも指摘があったが、本編1曲めからラストへの繋がりが感じられる構成にカタルシスを感じた。
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本編だけでここまでの感想、気づきがある今回のロマポル。
UNFADEDツアー中に、かつ"神(セトリ)vs神(セトリ)"であると発表されただけに、「ライブ未演奏曲、久しく演奏されいない曲も入ってくるのでは?!」と色めき立ちました。
その期待値でいくと、比較的シングル中心で構成された今回のセトリは(あれ?)と思うところがあったかも知れない。
が、今回初参戦の人でも「ポルノグラフィティのライブとは!」を体験するにふさわしく、それでいて置いてけぼりにしない。
長年参戦してますよ!な人をも飽きさせないアレンジ、スペシャルゲストの登場。
これらを加味しても両日とも"神セトリ"のVSになっていたと思います。
10月、11月にWOWOWで改めて映像で観るのが楽しみ。
祝☆メジャーデビュー20周年!
— WOWOW MUSIC (@wowow_mj) September 8, 2019
昨日今日と神セトリで行われている東京ドーム公演
「#ポルノグラフィティ 20th Anniversary Special LIVE “NIPPONロマンスポルノ'19~神vs神~”」#WOWOW ではDay.1を10/27、Day.2を11月に放送予定です!お楽しみに!⇒https://t.co/9HojGQF7AQ pic.twitter.com/svvYBI2FNx