英語に限らず、語学学習にはモチベーションは大事です。
高校時代、あの受験英語を乗り切る為のモチベーションは洋楽と映画でした。
ただ単語や文法を暗記するのも良くなくて(土台作りとして必要ですが)、この単語は実際のところ、どんな使い方をされるのだろう?この文法、ネイティブも使うのかな?とか。
覚えた内容に、イメージをつけるのは大事な作業だと感じています。
ひたすら紙に書いて手が覚えた単語と、映画の中で好きな俳優のセリフに含まれていた単語なら、後者の方が思い出せるし、使い方も想像できるし、何より好きな人が使っていた、という事実が大きいですねw
最近はいわゆる「授業・講義」だけではなくて、実際にネイティブに使い方をインタビューしたり、日本にはびこる英語にまつわる風潮を検証したりするYouTube チャンネルが増えてきたので、備忘録代わりにシェアします。
1. バイリンガール英会話 Bilingirl Chika
英会話抜きにしても、この方は有名なんじゃないでしょうか。
駅とかにある、YouTubeのポスターでよく見かけます。
・この表現、英語でなんて言う?
・○○の使い方
のような英語レッスンから、海外レポート、食レポ、企業とのコラボ動画など、多彩なコンテンツがあるので、いろんな側面から英語のニュアンスを学べると思います。
教科書的な解説ではなくて、現地の方々との日常会話を通じて、どんな単語や表現が使われるのかわかるのが良いところです。
字幕もつけてくれているので、リスニングに苦手意識があっても安心。
個人的に好きなのは、
洋楽で学ぶJUSTの使い方!// Using the word "just"〔#384〕
飲食店での接客英語!// Serving in English!〔#434〕
2. Hapa英会話
ハーフのJunさんが展開するチャンネル。
こちらも解説動画が中心ですが、他と違うのはネイティブの方々に(事前情報を伝えずに)インタビューをして、どんな表現をするのか?を検証してくれる点。
【Hapa英会話-45】アメリカ人は「今何時ですか?」をどう言うのか実験してみた
こういう、ふつうに日本で勉強していれば知っているような表現、本当にイングリッシュスピーカーを使うの?実は失礼なんじゃないの?というところを解説してくれます。
My name is...は、日本でいう「拙者は...」みたいな古い表現!
という風潮がありますが、それって本当?って動画は面白かったです。
必ずしもひとつの答えが正しいとは限らないことを教えてくれます。
【Hapa英会話-52】日本人に馴染みのない?「Get to」の活用法
このような、クイズ形式の時もあり、ただ教えるだけではないスタンスも好きな理由のひとつです。
3. Rachel & Jun
3番目に持ってきてしまったけど、YouTubeに投稿しているユーザー(YouTuberって言葉があまり好きではないので。。。)の中で一番好きです。
先ほどのJunさんとは別人です。
あまり英語の解説動画はありませんが、アメリカ人のRachelさん目線で日本を巡ることが多く、表現方法はもちろん、新しい視点で日本を観ることもできます。
トピックは多岐にわたって、観光、食文化、サブカルのような王道はもちろん、政治、差別問題などハードな内容も扱うことがあります。
主張・思想がどうこうではなく、そういう題材の時にどんな単語や表現が用いられているか?に着目するのは勉強になるはずです。
字幕をつけてくれているので、追いかけも難しくありません。
難解な英語を学びたいけど、政治家とかのスピーチはニュースはハードルが高い…と感じる方への第一歩としても役立つ動画が見つけるのではないでしょうか。
Japan changes tradition for foreigners
単純な賛成・反対で判断するのではなく、どう外国人が考えているか、表現しているかを重視すべきだと私は思います。
Japanese IKEA 日本のIKEA・イケア
こういう日常に落とし込んだ動画なら、すぐ使える英語表現を見つけられるはずですw
こんな具合に、自分の好きなものを見つけて楽しむ姿勢が上達に最も近いやり方だと思います。
YouTubeチャンネルでなくても、ハリーポッターでも、テイラースウィフトでもいいわけで。
ただの教科書暗記に済ませないことが大事、というお話でした。