初対面でもなんでも、音楽の話をするとき、
「最近、曲聴かないんです〜」
という展開にならなければ、大概は邦楽か洋楽か?となる。
めでたく、洋楽の話になると、ここも大概、
アメリカかイギリスのロックやポップスの話になる。
それはそれでいいんだ、iTunesの中に入ってる8割はそれらの国の音楽だから、、
だがしかし!
一口に洋楽、と言っても、案外いろんな国のいろんな音楽があるよな、
と思ったので備忘録がてら、書いてみようと思います。
1. Sweetheart / Mari Persen
一曲目は、ノルウェー。
どこか、レイチャールズのRuby的な、NYとか、モノクロ映画とかを
彷彿とさせるようなストリングスのさわりが心地よい。
とは言っても、懐古的な曲調になるんじゃなく、
現代的なハネたリズムも現れて、聴きやすい。
曲良し、歌良し、ビジュアル良し。
一曲目にして、ハードルを高くしてしまう、スイートソング。
2. MY LITTLE JOYS / MS.Sounday
こちらは、ロシアのR&B / ネオソウルシンガー。
日本のメディアでも取り上げられたことがあるようで、
ロシアでの存在感は大きいらしい。
なぜか、YouTubeにフルアルバムがUPされている。
個人的なお勧めは、8曲目のНа вдохе。
彼女のInstragramは割と頻繁に更新されているので、
近況を割と追いやすいシンガーでもある。
3. Les Passants / Zaz
Zazは何度か来日したことあるから、有名かな。
フランスのシャンソンシンガー。
スタジオ版より、ストリートでやってるほうが雰囲気含め好き。
大学の図書館にもCDが置いてあった。
Edith Piafの再来とか言われてたかな。フランス語の勉強してた時は
よく聴いたし、シャンソンに興味がある今もよく聴く。
4. Cemalim / Erkin Koray
知る人ぞ知る、トルコのジミヘン。
もっとジミヘンっぽい曲もあったんだけど、削除されてしまったかな。
野村ギター紹介で、すかんちのROLLYさんが紹介していたギタリストでもある。
(5分あたりから)
ちなみに、渋谷のタワレコには5枚くらい、
ちゃんと「トルコのジミヘン」って紹介文と共に置かれてあった。さすが東京。
5. The Book Of Morris Johnson / Zee Avi
こちらはマレーシアのシンガー。
歌詞は英語なので、物語が分かりやすのではないだろうか。
MVも楽しいし、曲中に鳴き声や環境音などが取り入れられていて、
曲の背景がわからないとして、明るい気持ちになれる曲。
ちなみに、曲のタイトルにもなっているMorris Johnsonとは
実在するアーティストで、この曲はそのアーティストの作品に影響を
受けて作られたという。
6. Hey (Nah Nah Nah) / Milk & Sugar vs Vaya Con Dios
元は、ベルギーのVaya Con Diosというバンドの曲で、
ドイツのDJ(Milk & Sugar)がリミックスしたもの。
原曲自体は90年代にリリースされたようだが、
もうその時から四つ打ちノリ、時代を感じさせない。
こういう、民族的というか、オーガニックな「お国柄」の強い曲に
ダンス色が強くなると、Aviciiとか、日本ならポルノグラフィティの
オー!リバルとかを思い出す。
お国柄感とダンス系も好きな人には、お聞き得だよね。
意気込んだタイトルつけたのに、6曲だけだった。
まあ、広い目で見れば、北欧もデスメタルというか、ドラゴンと戦う
CDジャケット とかあるよね。
良い「英語圏以外の洋楽」あったら、教えてください。