物書きのリハビリ

文章の練習と備忘録

ブータン展に行ってきた

上野の森博物館で今日から開催されている、ブータン展に行ってきました。


f:id:kentktk7716:20160521141524j:image
 
正式名称は、
ブータン〜しあわせに生きるためのヒント〜
だった。
 
f:id:kentktk7716:20160521141858j:image
 
2011年11月に、現国王夫妻が来日して、国会でスピーチをしたことから有名になった国ですね。
 
国民総幸福量/GNH を導入していることも有名でしょうか。
 
そのあたりから、TVなんかで取り上げられはじめて、ローラがブータンを訪れたのを覚えている。
 
 
個人的には、ポルノグラフィティのギタリスト、新藤晴一氏のエッセイ集で読んでから気になっていた。あれから10年以上たつのか…
 

 

 

 

自宅にて

自宅にて

 

 

 

 

 
この展示では、民族衣装、宗教備品、ブータンの歴史などを紹介。
 
ところどころ、撮影可能エリアがありました。
 
f:id:kentktk7716:20160521142405j:image
 

ポスターや館内には、松尾たいこ さんというイラストレーターによるイラストとともに、宗教観に基づいた言葉があります。

 
私の好きな文は、
たとえ空を飛ぶ天の鳥であっても、
食べるものは地上から得なければならない。
というもの。
 
f:id:kentktk7716:20160521220022j:image
 
各所で映像が流れていて、テーマごとに、ブータンの街の様子、伝統衣装、国王の変遷、現国王の日本国会議事堂でのスピーチなどが取り上げられていました。
 
だいたいこういう映像って、ぜんぶ観ずに通り過ぎてしまうことが多いな、とどの展示会でも思うんですが、今回はみんな、食い入るように観ていました。
ブータンは愛されている国ですね。
 
なかでも、目を引くのがこれ。
 
f:id:kentktk7716:20160521213737j:image
 
マニ車といって、一周回転することで、一度読経するのと同じ功徳を得られるという。
 
映像のなかでも、老若男女問わず、いろいろなブータン人が回しています。
 
展示されていたような巨大なものから、持ち運びできるようなサイズまで。
 
 すぐ近くに、伝統衣装の体験スペースもあったので、着替えてから徳を積む方も見えました。
 
 
一般的な国と違って、ガイドを雇わなければ歩くことができなかったり、思いつきで行こう、というのが認められていないブータン
 
学生時代に調べて、行きたいと思っているうちに、機を逃してしまった…。
 
それでも、この展示会では雰囲気を垣間見ることができたので満足。
できれば、生きているうちに行きたい。
 
 
 
ちなみに、代々木上原には唯一のブータン料理のお店があります。
 
 
去年、お邪魔しましたが、美味しかったです。
唐辛子が野菜として扱われるので、辛いものが苦手な方、あと店内は広くないので、ランチタイムは満席になりがち、の2点に注意。
 
f:id:kentktk7716:20160521223100j:image