上野の森博物館で今日から開催されている、ブータン展に行ってきました。
正式名称は、
ブータン〜しあわせに生きるためのヒント〜
だった。
2011年11月に、現国王夫妻が来日して、国会でスピーチをしたことから有名になった国ですね。
国民総幸福量/GNH を導入していることも有名でしょうか。
そのあたりから、TVなんかで取り上げられはじめて、ローラがブータンを訪れたのを覚えている。
ところどころ、撮影可能エリアがありました。
ポスターや館内には、松尾たいこ さんというイラストレーターによるイラストとともに、宗教観に基づいた言葉があります。
私の好きな文は、
「たとえ空を飛ぶ天の鳥であっても、
食べるものは地上から得なければならない。」
というもの。
各所で映像が流れていて、テーマごとに、ブータンの街の様子、伝統衣装、国王の変遷、現国王の日本国会議事堂でのスピーチなどが取り上げられていました。
だいたいこういう映像って、ぜんぶ観ずに通り過ぎてしまうことが多いな、とどの展示会でも思うんですが、今回はみんな、食い入るように観ていました。
ブータンは愛されている国ですね。
なかでも、目を引くのがこれ。
マニ車といって、一周回転することで、一度読経するのと同じ功徳を得られるという。
映像のなかでも、老若男女問わず、いろいろなブータン人が回しています。
展示されていたような巨大なものから、持ち運びできるようなサイズまで。
すぐ近くに、伝統衣装の体験スペースもあったので、着替えてから徳を積む方も見えました。
一般的な国と違って、ガイドを雇わなければ歩くことができなかったり、思いつきで行こう、というのが認められていないブータン。
学生時代に調べて、行きたいと思っているうちに、機を逃してしまった…。
それでも、この展示会では雰囲気を垣間見ることができたので満足。
できれば、生きているうちに行きたい。
去年、お邪魔しましたが、美味しかったです。
唐辛子が野菜として扱われるので、辛いものが苦手な方、あと店内は広くないので、ランチタイムは満席になりがち、の2点に注意。