物書きのリハビリ

文章の練習と備忘録

アルマトイ5日目: 好物のベシュバルマクに辿り着く

山々に囲まれたアルマトイ
街から離れ、自然を楽しもうと意気込んでいましたが、生憎の雨模様の為、バザールへ。

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青果、服飾品、日用品など、様々なものが販売されています。

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中には、アニメショップも。

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かつてここは、下着、洋服、伝統衣装などすべての服飾品が手に入ることから、人気と知名度があったようですが、国内外のファッションブランドがモールに進出したことで、かつてほどの需要はなくなりつつあるようです。

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ひと2人が通るのもやっとの通路、車内販売のように食べ物(主にナッツ類、飲料、さらには寿司も)の移動販売かまされています。

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現首都のアスタナは、2017にEXPOを控えている為、建設ラッシュ。
旧首都のアルマトイも、それにあやかって工事している様子が散見されました。

一通り見終わったら、かねてより食べたかったカザフ料理を。

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現地の人曰く、自国料理は家庭で作れる・食べられる為、わざわざ外出してまで食べに行くことはないとのこと。
そういう事情からも、伝統料理を提供しているレストランの数は多くありません。

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まずは紅茶と、馬乳酒を飲んでみました。

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以前、日本でも飲んだことがあったが、
それに比べると大き目の器で、味も異なりました。

日本でのものは、味の薄い甘酒・酸味弱め、という具合でしたが、今回、本場で飲んだものは酸味が強く、クセも強いものでした。

文字通りで馬の乳の酒なので、これは好き嫌いが分かれると思います。

そしてメインディッシュ。
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ベシュバルマク。
本来は隣国キルギス国民食とのことですが、カザフスタンでは馬の肉と玉ねぎ、パスタを調理するようです。
Бешбармак は5本の指、を意味するので、元来文字通り、手を使って食べられていたのでは、と考えられます。
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カザフスタンでは、日本人が一年で消費する量の肉を一ヶ月で食す、とどこかで読んだことがありますが、それを裏付けるようにテーブルの上は食べ物で埋め尽くされていきます。

日本にいるときのように、興味本位であれこれ注文すると、その量に驚かされます…。
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1年前に首都アスタナを訪れた時もベシュバルマクを食べましたが、あまりの量なので、一度食べればしばらくは満足…。

ちなみに馬肉は独特のクセがありますが、ジンギスカンが大丈夫なら、こちらも安心。

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