筆者自身、および周りの友人を見てきた経験則に基づく考えです。
英語はじめ、語学学習をしていると、「音楽経験者は語学学習に強い」と感じることがあります。
歌が上手い、楽器が弾ける、などを包括して経験者とまとめました。
しかも、音楽のジャンルによって、学習分野にも差があるようです。
たとえば、
・クラシック: 発音
・ファンクなどリズム重視: イントネーション
・ロックやポップス: 語彙や言い回し
クラシックは楽譜を読み込んで表現する力を求められるからか、音感や抑揚を重視する
→発音が良い。
私と同じく、英語を習っていた中にピアノを弾ける友人がいましたが、彼女らは他の学習者より発音が上手だった印象があります。ネイティヴの先生の発音を、上手く真似できていました。
ファンクやR&Bなどのジャンルを好む友人は、イントネーションや「外国語らしいリズム」で発音することに長けていました。やはり黒人系のリズム感を研究しているからか、発音や文法はともかく、イントネーションがネイティヴのそれらしいものでした。著名人なら、タモリさんのような感じ。内容はともかく、各言語の持つノリ・リズム感をつかむのに長けている印象。
そしてポップスやロック好きは、上記2タイプに比べ、歌自体に関心を持つからか、言い回しや構文を覚える傾向があります。スラングや、流行り言葉もそう。よく英語学習の際に音楽を用いたり、「(バンド・歌手名)で英会話!」という動画や本が溢れているのも、理由のひとつかもしれません。
いかがでしょうか。
経験から感じ取ったことなので、科学的根拠があるわけではありませんが、個人的には説得力ある発見かと考えています。
もしこういった内容に関する論文や考察を読んだことがある方がいたら、ぜひ教えてください。