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物書きのリハビリ

多趣味なもので、トピックはあちらこちらに飛びます。それだけ自由な文章を書いているということで、お付き合いいただきたく。

今年のロマポルは「観たいポルノ」を観ることができた

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今年も参戦、横浜ロマンスポルノ。

 

sp.pornograffitti.jp

 

2年前にも開催されたが、ちょうどアメリカ留学中で行けませんでした。

 

野外でポルノを観るのは、つま恋ロマンスぶりだろうか。

横浜となれば、高校生のとき以来。
ライブ自体は、3月のFCUW5ぶり。

 

結論からいうと、今年のロマポルは最高だった!
最高とは毎ライブごとに言うけど、今年はブログタイトルのとおり、「観たいポルノが観られた」。

今回はいくつかの構成があって、スタートはメンバー2人でのアコースティックでした。

恒例の客いじりが終わり、いよいよスタートという頃、スタッフがアリーナ席中央にてステージ準備。
モニターに映し出される "READY?"の文字とともに、アリーナ席後ろから登場するメンバー。
まさか序盤からアコースティックをやるとは思いませんでした。

オープニングはハネウマライダー
ボサノバver. ではなく、あくまでアコースティック。
タオルを振ることもなく、とイレギュラーなスタイル。
「新しいことをやっていきたい」とは昭仁さん。

The 野党でリードボーカルもとるようになってから歌が上手くなってきた晴一さん。

ハネウマのコーラスバッチリ決まってました、以前披露された瞬く星の下のアコースティックも良かった。
2曲めにきた、横浜恒例の横浜リリー
晴一さんは12弦ギターに持ち替え。
改めて聴くと、ハープシーコードのような響きがあって、シタールを使わないリリーも良いなと。
ここで早くも昭仁さんは歌詞間違え。
「部屋のドアを出るときのじゃあまた、は海に投げ捨ててよ」
とは。
もはや恒例ですね。

この曲が終わると、どこからかキーボードのこーへーさん、パーカッションのくわGさん登場。
4人形式でサウダージ
もちろんかっこいいけど、この曲ほどNAOTOさんの存在感が露わになる曲もないですね、思えば最近演奏されてなかったかな?

「9/3、秋になり雨も降ってるけど爽やかな夏の曲を!コーラスとともに!」
と昭仁さん。
4人でできるコーラスの夏の曲?
と考えているとくわGさんから順にAh...と3声コーラスからのNaNaNa〜...
NaNaNa サマーガール意表を突かれました、たしかにコーラス映えする曲だった、音数を減らすと綺麗な雰囲気に変わるんだなあ。

まだまだやりますよと言わんばかりに、アゲハ蝶を畳み掛けてくるポルノ。
以前のロマポルではステージメンバー総動員でアコースティックアレンジをしていたのに、今回は出し惜しみしません。
ラララ、歌ってきました。

ここでようやくメインステージに野崎ブラザーズとnang-changが登場、メンバーをゴリゴリしたインストで待ち構えます。

で、敵はどこだ?
もう14年ぶりくらいじゃなかろうか。
ライブDVDでしか観たことがなかったので鳥肌たっちゃった。
ただ、間奏のベースとキーボードの掛け合い、やっぱりここはTamaとジャッキー池田が完璧すぎたな、と。
実際に観たことはないけど、この部分だけはこの2人には敵わんねー。

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余談ですが、今日は雨の中のライブ。
晴一さんのエフェクターボードはビニールがかけられてました。
スイッチはともかく、ワウは踏みづらいんじゃなかろうか…と勝手な心配をしてました。

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2012Sparkも久々に。
敵はどこだ? もそうだけど、レスポールのイメージが強かっただけに、黒テレキャスで演奏されたのは新鮮な雰囲気。

昨年リリースのRHINOCEROS からはミステーロ
やっぱり評判良かったみたいですね、アルバムの最後を飾っていた曲でした。
中世ヨーロッパの画が浮かぶ、個人的にはカルマの坂に続く、映像化されてほしい曲です。

 

ここでMC.
会場こそベイスターズの本拠地だけど、カープが強いね、と。
応援歌の収録に参加し、20何年の付き合いの昭仁さんですら聴いたことのない、晴一さんの歌への熱っぷりエピソード。
自身の曲にも出さないその熱狂ぶりは、球場に行けば聴けるそうです。

 

※09/11 追記

広島カープ、優勝しましたね。

このMCでの模様は、公式動画でアップされているようです。

リレー映像とはいえ、ポルノさん、美味しいところを担っているのでお見逃しなくw

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続いて、ルーシーに微熱
こーへーさんアレンジ+野崎ブラザーズによる、シンプルながら濃密なものが、くわGさんとnang-changも加わったことでさらに強烈に。
ちなみに、nang-changの新しいテルミンは、ROLLYと同じmoogのデジタルテルミンでした。

 

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持ち運びラクラク、お求めやすい価格なのも魅力的だけど、アナログテルミンの不安定な音が好きなんだよね。

  

 

ROLLY「皆さんもご家庭に一台」

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話が逸れました。

 

そしてギフト
最後に訪れた横浜ロマンスポルノは10イヤーズギフトだったので、当時の光景も思い浮かびました。あの頃は15で中学生だった…。

「信じてみることが甘いかどうかなんてさあ 自分の舌で舐めてみなけりゃ がっつり嚙みつかなきゃわかんない」

というフレーズ。晴一さんらしくて好きです。

 

ここからEXIT愛が呼ぶほうへ、とまた久しく演奏されていなかった曲が。
EXITは半音下げ。PRSはこの曲のみの登場でした。
なんとなく、この2曲どちらも雨ってフレーズが登場しますね。このときまだ雨は降っていました。それを見越していたんじゃないかと思うほどに。

 

My Wedding Songは絵本のような映像とともに。メンバーの姿は映りませんでしたが、歌詞と、N⚪︎Kのみんなのうた風のストーリーを制作するあたり、彼らのウェディングソング戦略の力の入れようが伺えます。個人的にすごく好きな曲です。

 

さてここで2回目の特設ステージ。
今度は野崎ブラザーズと。
いつの間にみんな革ジャケットに着替え、晴一さんに至ってはサングラスかけちゃって。


余談ですが、この「衣装替え」のことを「衣替え」言ってしまい、ひとりツボに入る昭仁さん、なかなかスタッフからギターが届かずエアギターで悦に入る晴一さん。
このやりとりを観られるあたり、ポルノのライブに足を運ぶべき理由として充分です。

 

そんなゆるい雰囲気から一転、「ルーツであるロックンロールを!」と始まったのは、ロカビリーアレンジのヒトリノ夜

いや!今回、最も印象的かつ最高だったのはこのステージですよ!
思いっきり、Stray Catsでした。

 

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アレンジもギターソロもセッションしてるような感じで、ここがまさしく「観たかったポルノ」なんです。

 

初めてポルノのライブに行ったのは小学生の頃、SWITCH.
初めてみるナマのメンバー、CDとは違う演奏をするんだという驚きと感動があった一方、演奏力の高さのあまり、(本当に弾いてるのかな?)とも思ったものでした。

実際、イヤモニではクリックが鳴っているらしく(出典: Purple'sのライブDVD 副音声)、ライブ版とスタジオ版とで比較した動画をニコニコ動画かどこかで観た時、秒単位で違わないことに衝撃を受けたのも覚えている。

 

5th Anniversary Special Live “PURPLE’S” IN TOKYO TAIIKUKAN 2004 [DVD]
 

 
以来、ナマっぽいとこ、セッションっぽいとこを観たいと思っており、それがついに観られた。
もちろん、そういうアレンジは過去にもあったけど、4人というシンプルな構成、かつStray Cats風というのは私に刺さりました。シカゴで観た、Million Dollar Quartetというミュージカルを思い出したりもしておりました。

 

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ヒトリノ夜に続き、Mugenまで!
しっかりと土台をブラザーズが固め、のびのびと自由なソロを弾く晴一さん。
フレーズも、今までのポルノじゃ聴けなかったものだったし、なにより晴一さんそんなギター弾くんだ!って発見もありました。
これを観られるだけでも、今日の当日券を買ってでも参戦する価値はありますよ、奥さん!

そういえばこのステージで使っていたギターはホワイトファルコン。

「今にもがしゃーんと壊れそう」と繊細に扱っていたこのギター、雨の中、ヒヤヒヤしながら私は観ていました。。(の割に、過去に演奏した曲はMr. ジェロニモだったり、空蝉だったりとゴリゴリしてる…。)

 

再びメインステージに戻りながらの
Before Century〜Ohhh!!! HANABI
珍しくあまり尺はとらず、一塁側・三塁側に絞ったくらいでした。

 

こーへーさんがラテン調のピアノを弾くと、(さっきサウダージをやったよな?)と思いながらのオー!リバル
この曲も強力なナンバーですね。
ポルノの強みがすごく出ている。
ak.homma からのDNAを受け継いでいる感じがあって、今後も作り続けてほしい路線。

そしてメリッサ
王道ではあるけど、やっぱりこの曲でポルノを知った私には思い入れがあります。

 

余談ですが、当時小学生で、ポルノの意味するところもよくわかっていなかった頃。
6年生を送る会的なイベントにて退場時に使うBGM選びを任され、デッサン#2 春光を採用したところ、えらく感動した先生の「どこでこの曲を見つけたの?」という質問に「ポルノ!」と答え唖然とさせたのは良い思い出。

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ライブ終盤、ミュージック・アワーまで演奏してくれました。
ポルノの主要夏曲をすべて演ったことになります、今回は本当に出し惜しみしない。

最近のファンも、長いファンも、有名どころしか知らないファンも皆満足できるであろう今回のセトリ、言わば神セトリとでも表現できるでしょう。

 

そして本編最後の曲、THE DAY.
今回のライブタイトル、THE WAYのもととなっている曲です。
実は今回、座席にシンクロライトと呼ばれるブレスレットが置いてあり、サイリウムなぞ使ったことのないポルノのライブでどう演出するか気になっていました。

「21年前に大阪で踏み出した一歩は、今日に続いている」旨の昭仁さんの言葉から会場は暗転し、光るシンクロライト。
モニターに映し出される、観客の光がつくるTHE DAYの文字は素晴らしかった。こればかりは会場に行かねばわからぬものです。今日の当日券を買おう!

 

ちなみにTHE DAYには、THE WAYを物語るような歌詞が追加されておりました。

曲の余韻と腕の光がつくりTHE DAYの文字を残し、メンバーは退場。
いつものポルノコールが響きます。

 

アンコール一曲目、「雨は降り続いてるけど新曲で許して!」と発表されたのが、Lier.
大得意、ラテン路線。
今までと違うのは、具体的にスペインっぽさを感じられたところ。
スペインは適当だけど。要するに、その辺りの国の女性が歌ったら雰囲気が出る、って意味で。
ギターソロも長めだったし、期待大です。

※公式サイトによると、タイトル未定。Lierは仮タイトルのようです。

 

ラヴ・Eメール・フロム・1999ぶりのエピキュリアン
そういえば、リリース当時、カフェイレで言及されていた「オマージュ」ってどの曲のことだったんですかね。

 

メンバー紹介を経て、「雨に濡れた身体をアツくされるのはこの曲!」ということでおなじみジレンマ

シンクロライトは照明に合わせて点滅しています。こんな技術があったとは。

今回のギターソロ、珍しく晴一さんは一音でのロングサスティーン。
ニールヤングともいえるし、ゲイリームーアともいえるこのギター、最近のツイートで言及されていたセッションの成果というところでしょうか。

 

いつものラスト曲、メンバー挨拶が終わった頃、「今日は後ろまで行かなかったのに気がついた!挨拶に行くわ!」と丁寧に後列まで歩くメンバー。
PAブースの上もステージになっていて、「最後にもう一曲やるわ!」とサプライズ。

最後の最後に演奏されたのが、ダイアリー00/08/26

ワイラノクロニクルでも語られていた通り、メンバーにとっても思い入れの強い曲をこのタイミングで演奏してくれることに感動。

 

 

ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION

ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION

 

 

そして遂に、ライブ終了。

 

まとめ:
ライブの内容は、間違いなく過去最高でした。いつが悪い、いつを上回った、というものではなく、個人的に思っていた(こういうことやらないのかな)をすべてやってくれたことが大きい。
ポルノほどになると、気軽にバーやクラブで対バンなぞできないだろう。

それを、今回のようなかたちでアレンジ・演奏するポルノ。本当に最高だった。

今日行けるなら当日券を、難しければ10月に2日連続で放送されるWOWOWで。

次回のハードルが上がったぞ!

 

ちなみに、#雨など降らぬ と晴れを期待していたが、開演時間になって雨が降り、「ちょっと止んだね!」とMCをすれば曲が始まると同時にまた降り。

横浜は今日も雨だった。f:id:kentktk7716:20160904060930j:image