私見はNOだ。
今回は結論からはじめます。
3月、就活が解禁されたらしい。
たった1年前だけど、もう一年経つんだなと思うと感慨深い。
3月一日になると、大手就活サイトから説明会エントリーができたり、気になる企業へプリエントリーできるようになったりする。正直"プリエントリー"の意味はよくわかってなかった。
そもそも私はそのときアメリカにいた。
留学真っ只中。
一応、出国前に就活本は立ち読みしたり、大学のキャリアセンターに相談したりはしたのだけれど、3月になっても実感はわかなかった。ほんとにスーツなんか着て暑い街中歩いてるの?って思ってた。
たしかその時はシカゴにいた。
ホテルのPCでマ◯ナビとか見たけど、プリエントリーってなんやねん、説明会も(日本にいないから)行けないじゃん、という有様。
とは言え、心配性な私は気になる企業に直メールを送ったり、わざわざアメリカの寮からESを国際郵送していた。何社か真面目に取り合ってくれたし、帰国後、スケジュールにない日程に説明会や面接をやってくれたりした。
しかし、だ。
結論は文頭に書いた通り、そんな真面目にやる必要はなかったと考えている。
そもそもアメリカにいながら、なぜ真剣に日本語を書いていたのだろう、と思う。
時差があるから、早朝の5時に起きて日本時間20時に開始するWeb説明会を見たり、アメリカでの講義が終わって部屋に直行してESを書きアメリカの文具店で封筒を買ったり。そんなことをするために、高い学費を払ってもらって留学をしたのではない。
一応、キャリアセンターの人は「帰国してからでも間に合う」とアドバイスをくれた。
まあそれは正しくて、6月頃に帰国したけれど説明会はやっていたし、エントリーが間に合う企業は結構あった。
内定も夏頃、たぶん普通の大学生と同じくらいのタイミングでもらえた。
しかしながら、いま勤めている会社はその第1社めではないし、アメリカで頑張ってやり取りをしていた会社でもない。
思えば、就活をする時期なんて、大学生最後の夏休み。
フリーターにでもならなければ、2-3ヶ月の長期休暇などまわってこない。
そんな貴重な時間を、暑い中スーツを着て歩きまわる。
こんな不毛な過ごし方ってあるのだろうか。
フォローするように言うならば、そういう経験があるから、最終的に満足のいく入社ができたのだろう。
でももし当時の自分にアドバイスするなら、「借金してでも旅行とか良いお金の使い方しとけ、読書や映画鑑賞に時間を使いな」とか言うんだろうな、齢ウン十歳になった自分は。
人に借りを作るのが苦手で、わかりやすく言えば甘え下手な私は、留学資金、さらにはふだんの外食とかも親に出してもらっていることに引け目を感じているから、いま、それなりに名の知れた会社で、新卒にしてはそれなりのお給料をいただいて還元している。しようとしている。
企業風土、というのもあるだろうけれど、ばか真面目な人よりかはちょっと変わってるな、って思う人のほうが多い。
私はどちらかと言えばばか真面目なほうに分類されると思うので、面接官との相性が良かったから潜り込めたんだな、って感じだけれど。
これ以上支離滅裂になる前にまとめるが、3月から説明会に通い詰めてお金で買えない時間を浪費するより、やりたいことしながら就活したほうが面白い人になれるのだろうし、楽しいだろうよ〜って話です。いまの私はお金で取り戻そうとしてる感が否めないです。1年アメリカにいたからいいでしょ?って言われればそれまでだけどね。
今日の教訓:
ボーナスが楽しみです。